ノーベル賞選考委員、実は莫言氏の友人 公正さに疑問も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121108-00000015-asahi-soci
ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーの委員の一人が、今年の文学賞受賞が決まった中国人作家の莫言(モーイエン)氏と親しい友人だった。スウェーデンの公共放送SVTが6日、伝えた。選考の公正さを疑問視する声が出ている。
友人は、莫言氏の作品の翻訳を手がけたヨーラン・マルムクイスト氏。自著に莫言氏から2人の友情を記した4ページの序文を寄せてもらったり、妻が莫言氏と15年来の友人だったりしたと報じられた。
報道によると、アカデミー委員は、賞の有力候補と個人的な関係がある場合は選考議論に関わるべきではないとされており、選考絡みで利益を得ることも禁じられているという。
(以上、本文記事終わり)
【CCJE】スタッフより
莫言氏について筆者はよく知らない。周りの知識層に聞く度に素っ気無い返答。少しずつだが見えてきたようでもある。
中国が関わると何事も価値が下がってしまうように感じる。例えばブランド・ビジネス。
今、中国で人気のブランドは、BMW、メルセデス、ルイ・ヴィトン、グッチなど。中国市場への進出は短期で結果は見えるだろうが、その価値は国際的にはダウン。そんな印象を受ける。
欧米ブランドは日本市場を通過すると実際以上の"ストーリー"が出来上がり、さらに綺麗に出来上がってしまう錯覚から付加価値がアップする印象がある。それほど日本市場には繊細さがある。しかし中国は逆。経済力がアンバランスな市場の中に嘘のブランドと共存することから、その見え方に違和感だけが残り、せっかくの価値?が台無しのようでもある。
やっぱり成り上がりとはこういうものか、と思えてならない。日本の経済成長の始まりは実感していないことから分ったようなことは言えないが、いくつかの段階を経て今がある、そんな風に感じている。中国は他力本願ながら本音は中華思想のままという勘違いで今に至る。だから色んな意味で垢抜けない。
でも当分はこの垢抜けない市場目掛けたブランド・ビジネスを外せない。日本ブランドも繊細な持ち味は分る国だけの企画とし、中国にはディフュージョン(diffusion)ブランドで分かりやすい"日本的"だけを残せばいいのではと思う。パナソニックやシャープも対中国市場にそんな事を考える人もいると思うが。
ノーベル文学賞と莫言氏、そしてブランド・ビジネス。筆者の勝手なこじつけに過ぎないが、ここに今の中国と世界の価値観の揺れを感じている。