<ノーベル文学賞>莫言氏受賞 「日中対決」制したの声も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000000-mai-cn
中国国内は11日、中国人作家の莫言(ばくげん)さんへのノーベル文学賞授賞に喜びの声がわいた。
莫言さんの受賞決定に中国版ツイッター「微博」では「私たちの文化文明が国際社会に認められた」など歓迎する書き込みが相次いだ。事前のメディア報道では、有力視された村上春樹さんとの「日中対決」との見方もあっただけに、「中国の郷土文学が日本を破った」「村上さんに勝った」など、日本に対する勝利感を強調する書き込みも目立った。
受賞決定後、莫言さんは中国メディアに対し、村上さんについて「非常に優秀だ。ノーベル賞を受賞する資質を完全に備えている」と語った。
一方、莫言さんは、94年にノーベル文学賞を受賞した作家、大江健三郎さんとの長年の交友で知られる。中国メディアによると、莫言さんの故郷・山東省高密市の学校の中にある「莫言文学館」には、友情を表す大江さんの書面が掲げられている。
華僑向け通信社「中国新聞社」は11日、「大江氏がかつて『自分の後にアジアの作家が文学賞を取るとしたら莫言氏だろう』と語っていた」と伝えた。
◇温泉と刺し身が好きな親日家
莫言さんと20年以上の親交がある毛丹青・神戸国際大教授(日本文化論)によると、莫言さんは約10回も来日し、温泉と刺し身が好きという親日家。昨年7月には毛教授が客員教授をしている神戸市外国語大(同市西区)で講演し、昔は高級料理だったギョーザを食べたくて作家を目指したエピソードなどを披露したという。