涪陵(フーリン)の榨菜
漬物の搾菜(中国語 榨菜)は宋代の涪州(ふしゅう。Fúzhōu。現重慶市涪陵区)
で作られ始め、1930年頃から当時の四川省涪陵(ふりょう)県特産品として
本格的に流通するようになったという比較的歴史の浅い漬物である。
多くは重慶市で製造されて特産品として有名であるが、
後に浙江省嘉興市海寧市、杭州市蕭山区、広東省四会市、
湖南省湘潭市などにも広がり、台湾や日本でも作られている。
生産量は年間約20万トンで、うち2万トンが日本に輸出されている。
収穫したザーサイの茎の肥大部を天日に干し、
一度塩漬けにしてから搾って塩分を抜き、調味料(塩、唐辛子、花椒、酒など)
と共に甕に押しこんで本漬けする。「搾菜」の名前の「搾」は塩水を搾ること、
あるいは搾るように甕(かめ)に押しこむところから来ている。
最初の塩漬けだけをした搾菜もあり、
香辛料で本漬けしたものは「四川搾菜」と呼ばれ区別される。
塩抜きしてから刻んで薬味にしたり、ゴマ油で炒めて食べる。
中華粥には欠かせない薬味であり、中華まんや餃子の具にも使われる。
お酒の肴としても食べられている。中国では、鶏卵とともにスープにしたり、
炒め物の具、「榨菜肉絲麵」などの麺料理の具のひとつとしてもよく使われる。
中国ではカメに漬けたもののまま流通するほか、
大きいままのホール、スライス、
細切りなどの状態で缶詰や真空パックにした商品が流通していて、
中華街や秋葉原で入手可能。日本でも非常に人気のある漬物であり、
桃屋が1968年(昭和43年)に発売した調味済みの瓶詰め商品が有名で、
普及に貢献した。ただし、多くは日本人の好みに合わせて
唐辛子の辛みを抑えたマイルドな味付けになっている。
(本文ウィキイぺディア「ザーサイ」 より)
CCJEより補足
ザーサイと言われる野菜は、重慶市涪陵区(フーリン区)のみが産地。
その理由を地元の人も分からないらしい。
この地は盆地で、平地は長江沿いの僅か。
ほとんどは斜面に住居が建ち、同様に畑も斜面にある。
年中朝晩は霧が深く、乾燥がない。
そのせいか、いつも曇っているように感じられる。
ザーサイはウィキィにある食べ方だけではなく、地元の人は、
生のまま薄くスライスにして唐辛子で食べたり、
茹でて唐辛子で食べたりしている。
各家のベランダには、このザーサイを干した風景が見られる。
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