こんばんは!
今日から8月に入り、本格的な暑さにクラクラする毎日です
夏休みは、いつもより時間が取れるので、沢山絵本を読みたいなと思っています
普段だと私1人で図書館に行くのですが、夏休み中は子ども達も一緒に行き、好きな絵本を選んでもらったり
最近長女が選ぶのは児童書などが増えてきて、絵本を自ら手に取る事が減っていて、少し淋しい気持ちです
でも読み聞かせすると誰よりも前のめりになる長女なので、まだまだ絵本も楽しみますよ〜
さて、今日は夏絵本2冊目のご紹介です!!
この絵本は、当時2歳半くらいだった長女が、物語絵本に初めて夢中になった、思い入れのある作品
今でも大好きな絵本です。
『めっきらもっきらどおんどん』
出版社:福音館書店
作:長谷川 摂子
絵:ふりや なな
友達を探しに行っても誰もいない。しゃくだからとかんたが歌った、でたらめな歌『めっきらもっきらどおんどん』、すると、お宮の大きな木の穴から落ちていって、、、出会ったのは、不思議な3人組。
かんたは3人とすっかり仲良しになり、時間を忘れて遊び続ける。けれどふと1人で夜空を見上げ、寂しくなったかんたが「おかあさん」を呼ぼうとすると、、、
30年以上前から愛される、福音館書店の名作です。
私自身は子どもの頃、読んだ事なかったのですが、自分の子どもの頃を思い出させてくれる、不思議と懐かしさを感じる絵本。
「夏」を連想させる言葉は出てこないけれど、絵から夏の暑さや湿っぽさを感じる、その夏の空気が、大人になって読むと、胸がきゅーっと切なくなるような感覚も。
子ども達は、不思議な世界観にどっぷりハマり、「めっきらもっきらどおんどん」の言葉も大好きで、何回でも繰り返し「読んで!」と言われます
ちょっと不気味だけど、楽しい3人組との、不思議な遊び。まるで絵本の中に一緒に入って遊んでいるように、読み聞かせに集中する子ども達の眼差し。
読むたびに、絵本って素晴らしいな、と思わせてくれます
素敵な絵本は沢山あるけれど、こんなに子どもを夢中にしてくれる絵本って、なかなかない。
大人にとっても、子どもとっても、特別な1冊なのではと思います
当時2歳半くらいの長女は、次女が生まれたばかりで、コロナ禍だったこともあり、家で過ごす事が多かったので、
本当に毎日、たーくさんの絵本を読みました。
長女は少し多動気味で、絵本も、落ち着いて聴いていられる事って少なかったように記憶しているのですが、その長女が、当時としては長めのこの絵本を気に入って、静かに座って、最後まで集中して聴き入ってた事に感動したのを、今でも覚えています。
長女の「もう1回!」が嬉しくて、何度も何度も、繰り返し読みました。
私にとっても、思い出の絵本です
今も長女と次女が、たまに本棚から出して、見てる事があります
後に長女がハマるシリーズものの絵本があるのですが、その絵を描かれてるのが、この絵本と同じふりやななさんで、長女は凄く好きな作家さんのようです
もちろん私も大好き
ふりやななさんにしか描けない、温かみのある、人肌を感じる絵
優しさと不思議さが愛される魅力なのかなと勝手に思っております
のちのち、ふりやななさんの他の絵本のお話もしていけたらなと思います
文字の多さ ★★☆☆☆
ページの量 ★★☆☆☆
物語の難しさ ★★☆☆☆
絵の子ども受け ★★★☆☆
(独断と偏見で★書かせていただいてます。子どもが夢中になる不思議なお話で、未就学のお子さまは特に楽しめるのではと思います。絵本好きな子は2歳くらいから、一般的には3歳〜4歳の子が特に好きな絵本かなと思います。)