飛行機の翼の中で、最も面積の大きい「主翼」。
その役割は大きく、機体が空に舞い上がる為に無くてはならない力=揚力を獲得すべく存在します。
皆さんが搭乗される旅客機などに備わっている主翼は、おおよそこんな断面図をしています。

流線型とも水滴型とも言える形。
上が丸く盛り上がり、下はほぼ平らに近い仕上がりです。
この形の他にも様々な形の主翼断面が存在しますが、これらを総じて「翼型」(よくがた)と言います。
この、主翼上面と下面の形の違いが飛行中に翼表面を流れる空気の圧力差を生み出し、浮き揚がる力=揚力を生み出しています。

また、揚力を生むのは翼型そのものだけでなく、迎角(げいかく)と言って空気(風)の流れに対し、迎え入れるかのような角度を主翼がとることも揚力獲得には有効です。

迎角を取りやすいように、最初から角度(取り付け角)を大きく付けて胴体に取り付けられている主翼もあります。

……しかし。
ツバメ・プレーンには、こうした流線型の翼型の主翼も、大きな取り付け角も設定されていませんが、揚力を得て大空を駆け巡れます。
なぜでしょう……?

その秘密は、プロペラ軸の角度にあります。

プロペラの動力方向の設定には、左右に振るサイドスラストの他に、上下に振るアップスラストやダウンスラストもあります。
ダウンスラストは本来、機首が上を向き過ぎないように利用する設定ですが、ツバメ・プレーンでは主翼に迎角を生むという特異な目的で設定されています。
これによりツバメ・プレーンは極めて簡単な組み立てと揚力獲得を両立させることが出来ています。
……さあ!
今度はこの三回に渡る記事を最後まで読んで下さった、あなたの大空へのチャレンジが待っていますよ!!
o(^-^)o