着陸速度。 | 風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

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風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

……現在。
ニュースにおいて、サンフランシスコ空港で起きた旅客機墜落事故について報道されています。
昨日・今日のニュースで、今回の墜落要因に「着陸速度の不足」が明らかになってきているという報道がありました。
機体は目標到達速度の時速254㎞を二割も下回る200㎞弱というスピードで滑走路に進入し、滑走路まで到達できそうに無く地面に機体が激突しそうとなった為、機首を上げたのだが間に合わず逆に機首を上げ過ぎてしまい、失速。
当然ながら機体はコントロールを失い地面にバウンド。
まさに最悪のパターンが生まれてしまったのです。

何故、そんな遅い進入速度となってしまったのか?
当初は単純にパイロットの操縦ミスという説が有力視されそうになりましたが、今日になってパイロット側の証言で「オートスロットル(速度自動調整機構)が働かなかった」という説が出てきました。
現代の旅客機の操縦系統というのはハイテク化されていて、昔は機械的な作動だけとなっていた舵の部分やエンジンの出力制御(車で言えばアクセル)までもコンピューター任せとなっているのが普通です。そうした機構は本来パイロットの疲労や操作間違いを軽減し、操縦ミスを防いでくれるはずなのです。


私が毎週のように飛ばし、無事に帰還させている電動ラジコン・パークプレーン「サンライト」フライト時も、着陸時の速度調整には神経を使っています。
模型であろうと実機と同じく、着陸速度は速すぎても遅過ぎてもいけません。今回のサンフランシスコ空港の事故のように着陸寸前で失速してしまうとボテッ!!と地面に落ちてしまい、場合によっては機体も損傷します。
「サンライト」を飛ばしているメカニズムはハイテクなどではありません。むしろ通常のラジコン機よりも自由度の無い「動力・方向」制御の二つのみで進入速度を調整し、安全な着陸を続けているのです。


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その秘訣は何か?
まずは着陸に向けたアプローチの飛行パターンをしっかりとモノにしておくこと。第二に、着陸地点での当日の風向・風力を把握しておくこと。
この二点さえ忘れなければ、たとえ操縦系統の限られた機体でも、安全な着陸が可能であることを私は知っています。
実機の旅客機の場合、上の二点に関しては機体内のコンピューターと空港側の管制塔で完全に制御されているはずですが、何事も宛てにし過ぎは良くないのかも…