
引き続きフライング・フィッシュの試験飛行を行いましたが、機体に問題発生。
離陸して数秒後。
空中にて最初の旋回を試みた時、コントロール不能に陥りました。
左旋回が始まるはずが、機体は直進を続けます。
高度は保たれていましたが、焦りました。
フライング・フィッシュの総重量は300gの軽量であり、機体そのものはポリプロピレンとスチロールという柔らかな材質で構成されています。
万一物や人に当たったとしても機体の方が簡単に壊れ、被害の心配は極力無いように出来ていますが、それでも機体の行く末を目で追いかけました。
私は2チャンネルのラジコン機を組む場合、操縦しなくてもフリーフライト模型飛行機のように安定感を持って滞空できる機体を意識しています。それが功を奏したか、フライング・フィッシュはゆっくりと高度を落としながら地上に戻って来ました。
最後は右の主翼端から丈の短い草むらへ不時着し、右主翼とキャノピーを破損しましたが修理の利く範囲でした。
しかし、問題は何故コントロール不能に陥ったか?です。
私は機体の回収後、早急に総点検し、原因の究明を行いました。

回収した機体を地面に置き送信機のアンテナを最短に縮め先端を機体に向けるという、一番電波の届き辛い状態で数十メートル離れて操作しテスト。
メカが正常なら、これでも機体は正常に作動するはずですが……結果は異常有り。送信機アンテナを伸ばすと正常作動しますが、短いままだとまともに作動しません。
外部からは確認出来ませんが、機体内部の受信機側アンテナが根元から断線している可能性がありました。
受信機側アンテナの付け直し作業を実行し再テストすると、今度はうまく作動。
キャノピーと主翼も修理。特に主翼は最強の接着剤エポキシを使い、破損前以上の強度・破損前と同等の重量に仕上げました。


今回、受信機側アンテナが断線したのは経年劣化が原因のようですが今後も機体点検に徹し、慎重にフライトに臨む所存です。