鈴木牧之(すずき・ぼくし)という人物を御存知でしょうか。
この人物は江戸時代中期、現在の新潟県南魚沼市塩沢に生まれた商人であり文人です。
何をした人物なのかというと「雪国の生活様式を初めて全国に知らしめた」のです。
その鈴木牧之の書いた「北越雪譜」(ほくえつ・せっぷ)という書物こそがそれで、その中では挿し絵(作・山東京山=山東京伝の弟子)入りで雪国の様子を伝えており、大変分かりやすい内容で当時の江戸でもベストセラーとなりました。
そのうちの一つが、これです。
これは、南魚沼市塩沢にある鈴木牧之記念館の前に設置された自販機。
そこに北越雪譜の挿し絵が……

全身ワラづくめですが、これが江戸時代までの魚沼での雪上歩行の出で立ちです。

足に着けた「カンジキ」(雪に埋まらないようにする道具)を手の縄でコントロールしています。
何より、この表情を御覧下さい(笑)。

実際は現在よりも数倍過酷であったろう豪雪地域の生活ですが、実際このように楽しげな顔で雪を制していたのでしょうか。
先人には頭が下がります(汗)。