
……毎年、この時期になると私が幣ブログにて語っていたことの一つ「クリスマスの由来」の中で、年の変わり目に国を問わず共通で行われる「樹木の生命力を頂く儀式」がクリスマス・ツリーやリース、門松と〆縄だと綴ってきました。
私の住む地域では、年末年始に玄関先に門松を置くケースはほとんど見られません。
ほぼ全てが〆縄飾りです。
ただ、共通しているのは松を飾りに付けること。
そして、クリスマス・ツリーに使われるモミの木。
日本の正月飾りに使われる松の木。
いづれも針葉樹です。
クリスマス(12/25)がイエス・キリストの降誕日と定められる遥か昔から、ヨーロッパ・アジア問わず多くの国々で年の変わり目に大自然の精霊達が活発に動きまわり、人間にも何かしらのメッセージを与えると信じられてきたこと。
また、同時に年の変わり目には悪魔の出入りも激しくなる為、魔除けが必要と信じられてきたことを、調べあげたことを昨年までお伝えしてきました。
さらに、そうした精霊達は神々の遣いであるとされ、ゆく年の五穀豊穣を感謝し、くる年の五穀豊穣を願う意味を持って年末年始に捧げされ食された食べ物なども根付いてきたことも綴ってきました。
キリスト教の行事であるとされながら、主に神道・仏教のこの極東の日本に強く根付く行事として毎年語られるクリスマス。
その理由は、国や民族、宗教を超えて古来からの大自然への崇拝・畏敬の念というものが、既に我々人間の遺伝子に根付いているからこそ受け入れられたのだと私自身考えています。
特に針葉樹は、厳しい冬の間であっても青い葉を茂らせ続ける神秘性を持つとして、古くから大自然のパワーの象徴とされてきました。
クリスマスが近づくと私はいつも、杉やモミの木達の立ち並ぶ森へ足を運びます。
何も聞こえない静寂な冷たい大自然の空気の中で、明らかに何かの力を感じる瞬間を得る為に。
たとえ街中や御家庭の庭であっても同じく、皆さんもこの時期の植物達の声に耳を傾けてみて下さい。
そして、大自然の神秘に目を向けてみて下さい。
きっと何かのメッセージを伝えてくれると思います。
