故郷の夏祭り。 | 風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。


ハインケルーパーの独り言

・・・昨日の夕方、南魚沼市塩沢の仕事が舞い込んできました。

今朝、その仕事に一番で行くことになったのですが、ちょうどこの町は昨日14日から夏祭りの真っ最中。


訪問先が市街地のまっただ中でありまして、せっかくなので仕事を完了させてから通りを眺めて来ました。



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朝の9時にもなっていなかった為、まだ露天は開店していません。

しかし、今日15日は中日の本祭り。間もなく多くの人々が繰り出して来ることでしょう。


・・・そして、こここそが、私HARIMAYAの少年時代を過ごしたストリートでもあります。



ハインケルーパーの独り言

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次の仕事が控えておりましたので長居はできませんでしたが、とても運良く「御神行列」の出発風景を見ることができました。

この祭りの御神体である「住吉神社」から、祇園囃子の拍子に乗って御者と稚児の行列が続々と出て参ります。

この祇園囃子は、古くからの伝承で京都の祇園とも関係があるといいます。



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その祇園囃子を奏でているのが、この界隈の小学5,6年の高学年の子供達による横笛と太鼓です。

御覧の屋台で移動しながら、行列についてまわります。

かくいう私自身も、この年齢のころ同様に笛を吹いておりました。

子供達は6月のはじめから祭り当日まで、平日の夜18:00~20:00まで地元公民館にてこうした祭りの笛・太鼓の練習を、年輩のお師匠様から学びながら行います。


小学生が横笛の音を出せるようになり、ましてや古く昔から伝わる祭り囃子(計4曲はバリエーションがあったと記憶しています)を一ヶ月半という短期間で綺麗に奏でられるようになるには、やはりお師匠様(界隈にお住いの伝承者の方)の指導が必要となります。


笛の一番上手な子はお師匠様から「一番笛」と呼ばれ、特典があったわけではありませんが何となく得意になったものでした。

自慢ではありませんが私HARIMAYAは5年生の時、その名誉ある?一番笛になれました。


祇園囃子の子供達は祭りの期間中14日と15日、こうした昼間の他に夜の部もあり、23時頃まで通りを廻り続けます(夜の部は交代制)。

今日も子供達の奏でる、当時と全く変わっていない旋律に聴き入りながら、私の頭の中は小学高学年時代の暑い夏にタイム・スリップしたかのようでした。


私は現在でも、この祇園囃子の笛・太鼓を覚えています。奏でろと言われればできる自信はありますよ(笑)!



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住吉神社の神の化身である、天狗様。




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華やかな出で立ちを纏った、稚児達。



塩沢の夏祭り。


かつて、この祭りは「魚沼に夏を呼ぶ」と言われていました。

この地域が真冬になると厚く深い雪に覆われてしまうからこそ、人々は夏を思い切り楽しんだものでした。


そして全国のお祭りに共通するように、昔は遙かに大勢の人で賑わいを見せていたものでした。

祇園囃子に参加する子供の数も、今とは問題にならない位大勢でした。


しかし、そのころ4台はあった囃子屋台も現在は2台。

しかも私のころは総勢高学年の男子に限られていた笛・太鼓衆(女子の担当は屋台舞踊だった)も、今は女子も参加の上でこの数です。


ただ、少し寂しくはなりましたが地域の祭りというものは何とか伝承され続けており、祭りを通じて親から子へ、子から孫へというコミュニケーション。

また親以外の、地域の大人達と子供達とのコミュニケーションという大事なプロセスも伝承され続けていることには希望を持って良いのではないか?と感じました。