
主翼の長さは170㎝。重さは1.2㎏。
さすがにこれ位になると公園では飛ばせません。
モーターの力でプロペラを回して上空へ上がった後、モーターを止めて無動力のグライダーとして滑空し、上昇気流(サーマル)と戯れながら長時間飛行を楽しみます。

プロペラは、モーターが止まると同時にこのように折りたたまれ空気抵抗を防ぎます。

これがプロペラを回す原動力、モーター・ユニットです。
モーター本体とギア・ダウン(歯車によってモーターの力を有効にプロペラへ与える)ユニットを合体させた物です。
モーターは電動ラジコン・カーの世界選手権レースで何度も世界一を獲得した、日本の誇る「ヨコモ」というメーカー製のブラシ・モーターを使い、ギア・ダウンユニットには電動ラジコン飛行機の部品で世界的に有名なドイツの「グラウプナー」製の遊星ギア・ユニットを組み合わせています。
機体そのものも、チェコ製の「クラウディア」というモーターグライダーの本体に、ヨシオカという日本メーカー製のモーターグライダー「オン・エア」の主翼を組み合わせました。
いわば完全なオリジナルではなく、私のコーディネートで作られています。
このコーディネートにより、オリジナルの機体よりも機敏な動作が可能になっています。
そのモーターグライダー「クラウディア改」でサーマル・ハントを楽しみたかったのですが、飛行場へ着いてみると風速を示す吹き流しが真横になり更に暴れている状態。つまり風速8~10mの強風が待ち構えていました。
強風に強いスタント機の先輩達も、さすがに様子を見ていました。
そんな中私は果敢にフライトを決行しましたが、とてもサーマルと戯れるような風の状態ではなく、強風との格闘となりました。
しかし、この風を克服して機体を帰還出来たなら、自分の何かが変わるかもしれない!そんな冒険心で二回のフライトをやり遂げることが出来ました。
肝心の着陸は二回とも、いつもと違い機体には可哀想な乱暴さになってしまいましたが、その分家へ帰っていつも以上に労ってあげました。