この日曜日、カミさんにせがまれて、家族で長岡市にある新潟県立歴史博物館に行ってきました。
常設展示物の中に、こんなものがありました(館内は写真、ビデオ撮影OKです)。
上の写真は、昭和12年の新潟県女子アルペンスキー選手と紹介されています。
新潟県は、日本スキー発祥の地です。
明治末期、レルヒ少佐というオーストリアの軍人が、自国で兵器として用いていたスキーを現在の上越市にある金谷山(かなやさん)にて、当時の日本陸軍の将校に教えたのが始まりです。
その中の長岡外史(ながおかがいし)という将校が「これは兵器というより、雪国の人々の体力作りに活用すべきだ」と考えつき、軍部から民間へのスキー普及に尽力したことにより、スキーが広まり始めたのです。
これは、同じく昭和初期のものとされる子供用スキーの現物です。
わら靴でも装着できるビンディング(金具)となっています。
スキーは、私の親の世代、その前の祖父母の世代の前から新潟県に根付いていました。
上田庄にスキーが伝えられたのも、レルヒ少佐が金谷山に来てから間もなくだったとのことです。
それからというもの、この地域では冬に家の中に籠もってばかりという生活から解放されました。
親から子へ、大人から子供達へ、スキーは伝えられてきました。
思えば、幼い私に手取り足取りスキーを教えてくれたのも、父でした。
普通に滑れるようになってからも、ゲレンデでアドバイスしてくれたのは父でした。
高校生になり、校内スキー大会でクラス代表選手に選ばれた時も、父は相談にのってくれました。
今、自分が親になり今度は我が子にスキーを教えるようになり、こうした長い長い歴史を感じつつ、なおかつこの楽しみと伝統を残してくれた先人達に感謝しています。

