
私は、この桜餅の香りを嗅ぐと「卒業シーズン」を感じます。
幼いころからいつの時も、これが店先に出回るころには周りの雪も溶けはじめ、風もなんだか温かくなってきていました。
同時に中学、高校などでは先輩が卒業していくとか、様々な別れのシーンが繰り広げられる季節でした。
そんな、ともすれば寂しさが支配しそうな季節に、この桜餅の独特な「放たれる香り」は、一服の華やかさを与えてくれます。
現在では年中手に入るようになってしまった餅菓子ですが、やはり春の訪れを感じさせるものであって欲しいと願うのは、私だけでしょうか。