今年のNHK大河ドラマ「天地人」が、明日最終回を迎えます。
毎年年末が最終回と決まっていた歴代大河ドラマでは異例の、一ヶ月早い終わりですが、これは視聴率極度低迷とか(笑)、出演者の不祥事とか、不名誉な理由では決してなく当初から決まっていた事項ということを一応お伝えしておきます(年末限定時代ドラマ「坂の上の雲」放映の為)。
で、改めてカミング・アウトいたしますと、私はりまやの地元は直江兼続&上杉景勝と同じ「越後・上田ノ庄」、現在の新潟県南魚沼市(魚沼市も一部含む)です。
私風情が申し上げるのもなんですが、約一年間、我が地元の武将の物語を御覧頂きまして、ありがとうございました!
物心ついたころから、私の実家というのは日曜日夜8:00にテレビの前に集合してNHKを見るのが決まりになっておりました(笑)。
一番古い記憶で「国盗り物語」。まだ小さかったのでわけがわからず「くみとりものがたり」「たけだちんねん」とか呼んでいたようです(母;談)。
その後「風と雲と虹と」、「元禄太平史」、「草燃える」、「おんな太閤記」、「黄金の日々」、「獅子の時代」etc・・
・・いろんなのを見てきたおかげで、小中高と日本史の成績だけは自信を持てましたので親には感謝しております(笑)。
そんな中で唯一ずっと不満だったことがあります。
大河ドラマにおいて名だたる名将が主役として話の連なっている中、名将と謳われながらも我が地元の上杉氏がこれまで主役となったのは「天と地と」のみで、しかも役付けはいつも「武田氏のライバル」として、メインテーマはいつも川中島というのが定番となっていました。
敢えて悪い言い方をしてしまうと「武田信玄公がいて、初めて存在価値を見出せる」ような内容のものが目立った気がして、それが私にとっては不満に思えていました(甲斐の国、山梨県の皆様。ゴメンナサイ:泣)。
しかしながら今回のように、そうしたこれまでのテーマを一切おいといて、上杉の「義」の精神そのものを単独で前面に打ち出したのは初めてで、地元民としてもそれが何より嬉しく感じました。
単なる無敵の強さだけではなく、たとえ戦乱の世であろうとも保ち続けた上杉謙信公の「人間としての温かさ」の部分がこれまでで一番良く表現できていたのと同時に、強制されたのではなく自分なりに受け継ぐべきものとしてその精神を理解した、景勝および兼続はじめ上杉の家臣達の姿こそ、私がドラマで最もアピールして欲しかった部分でしたので、とても満足しております。
「いかなる手段を使っても、天下を取りさえすれば何でもアリなのか?」
「力で人は動かせても、人の心は力では動かせない」
現代にまで通ずる、とても大事にしたいテーマをこの越後から発信してくれた「天地人」。
どうぞ、最後まで御見届け下さい。
<P,S,>現在、新潟県南魚沼市と上越市ならびに福島県会津若松市そして山形県米沢市は、「歴史姉妹都市」として固い絆で結ばれております。
