猥談日記 「リミット」 2/8
今日は布団から出たくなかった。
正確には、出ることが出来なかった。
バイトをサボったことなどなかった僕なのに、今日はなぜか目を覚まし起き上がり、一日の始まりを開始する・・・その行動のただの一つでさえする・・・ことが出来なかったのだ。
体が言うことを聞かない。
かといって、家族に救助を願い出ることも出来ない。
正しくは、関わって欲しくないといった心情であった。
自分の中で何かが崩壊し、社会との繋がりからの逃亡を、いよいよ迎える日が来たのかと感じたのでした。
いっそのこと、このまま永遠の眠りにつきたいくらいだった。
そんなことを考えながら、最後の風景になるかもしれない部屋の様子を、うっすら開けた目で眺めていると・・・テレビがついたままであった。
そしてその画面には、アダルトビデオのタイトルが・・・
そっか・・・
そう言えば朝になるまで、さっきまでこのDVDを見ながらオナニーしてたんだったわ・・・