猥談日記 「付録」 1/12
この本屋さんは家族経営のお店らしく、基本的におじいちゃんとおばあちゃんが店頭におり、その息子らしき中年のおじさんも時々棚卸しをしたりしていたが、僕にとっては比較的買い物のし易いお店だと言えた。
今日もいつも通りレジ前にはおじいちゃんが、小型テレビを見ながら座っている。
僕はそれを確認して、毎月発行の購読しているエロ本を手に取りレジへと持って行った。
うつむいたまま平静を装っていつもの通り千円札を出し、袋に入れてくれた本とお釣りを受け取った。
そして落ち着いた表情のまま店を出る。
店を出た後は心なしか少し早歩きになってしまっていたが、僕はそのまま家路を急ごうとした。
するとそこへ…
「すみませーん!」
可愛らしい高校生くらいの女の子が僕を追って来るではないか!!
息を切らしながら駆け寄ってきたその子は、すかさず手に持った何かをこちらに差し出したのだ。
まさか愛の告白!?
そして彼女は言った。
「こちら先ほど購入されました月刊チチクリマンボーの新春一月号に付いておりますAV女優のカレンダーでございます」
…
どうやらあの本屋さんのお孫さんのようですね…
来月からは店変えるか…