「そろうはずがない」 11/21
誰もが日常で自らの力で生産し、特に気にすることもなく処分してきただろう。
しかし、それをこれほどのこだわりとリスクのあるレースとして、挑んだ人間など果たしていたであろうか・・・
それを思い立ったのは、ほんの些細なことであった。
習慣というか、日常となったいたそれが、いつの間にか
個人的には一日のうちに、二桁に及びそうな数のそれを並べられるほどになっていた。
そして私はついに、恐らくは前人未到と思われる境地へと至ることを望んだのである。
そしてそれは二桁を超えた時点でもうすでに出血しかけていた・・・
それでもチャレンジを決めたのは、あと一つであったからである。
あと一つでそれぞれの偶像に、魂を吹き込む為の名前を与えられるからだ。
その名とは、十二星座の名である。
そう、十二星座の名を与える為に必要な十二個まであと一つ!
「あと一つ!あと一つ!」
出血を認めながらも、今立ち止まる訳にはいかない!
そしてついに・・・
「1ダースゲーツ!」
机の上にはティッシュの塊が十二個並べられていた・・・