CRUNCH MAGAZINEという文芸ポータルに登録しているのですが、
そちらの中身を整備しました。
なんだかとっても懐かしい!
もしよかったらリンク先へ飛んで、お好きなのを読んでみていただけたら嬉しいです。
お気に入りがひとつでもあればもっと嬉しい!
宜しくお願いします!!

CRUNCH MAGAZINE

以下、ざざっと、全文公開しているお話の紹介を。

「二月」――明ける冬、暴発する春。
最新作。
冬が明け、死にゆく二月を看取りながら、春の始まりを引き受ける三月のお話。
私の中で春とは素晴らしく、美しく、躍動して暴発して、何もかもをその鮮やかさと生命力で塗り潰していくイメージなんですが、それを出来る限りそっくりそのまま、移植するような気持ちで書いたお話。

「春待ち」――この掌はいつかきっと 君をただしい形で壊してしまうだろう
恋人を前に、心の中で蠢く衝動を弄ぶ青年、朔の独白。
紙の本では最新刊「咲かない春」収録、実は処女作です。

「柘榴」――遺伝子に潜む柘榴
初期作品の中では一番人気。
奇怪な伝承をもつ旧家に生まれた男、トオルが己の中で燻ぶる願望を、街中で偶然出会った娼婦・キョウコに託すお話。

「五月」――すべては、美しく完全な五月のために。
「二月」の姉妹作。
新緑の気配に五月の目醒めを察知し、見守る四月のお話。
五月という季節が好きで好きで好き過ぎて書いたお話です。

ちなみに、作品中、暴力的・性的・倒錯的シーンが含まれることがありますが、敢えて注意喚起は行っていません。
とはいえ、いずれも「この命をくれてやる。」よりヘヴィなシーンはないと思いますので、安心して御一読いただければと思います。まる。

来年は「かみさまの骨」「天使の標本」の姉妹作、
「ハルシオン」のリライト、
書き途中の、手足がない少女と身体欠損者にしか愛情を抱けない青年の純愛もの、
「五月」「二月」の姉妹作か、を、ゆるゆる書いてゆく予定です。
なんか結構書こうと思っている話があるんだなあ。ちょっとびっくり。


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