新作小説、「二月」をアップしました。
一昨年の8月に発表した「五月」の姉妹作となります。
冬の終わりを司る二月の死を、春を呼ぶ三月が看取り、季節を変えていくお話です。
5,000文字と短く読みやすいと思いますので是非ご覧くださいませ。

二月

これを読んで面白いと思ってくださった方は、
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ちょっと試し読みしないと不安だな……という方はそちらも是非ご利用くださいませ!

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2014年はほぼほぼ、春にまつわる小説ばかり書いてきました。
私は二月の終わり頃に産まれたのですが、冬はあまり好きじゃありません。
なので、もう立春過ぎたし三月の方が近いから春生まれと言い張っています。
そんな私からの、これはある種のラブレターなのかもしれません。

春は素晴らしく、美しく、躍動して暴発して、何もかもをその鮮やかさと生命力で塗り潰していく。
その傲慢なまでの激しさが私には眩しくてどうしようもなく羨ましいのです。
本当はもっと沢山、言いたいことがあるのだけれど、本当に好きで好きでしようがなくって、なんだかもう言葉が出ない。
だからこそ、私は小説を書いているのだけれど。

まだ冬はこれからですが、春の予習に。
どうかお楽しみいただけたらば幸いです!