ずいぶん前から気になっていたのだが、最近やっとダンテの『神曲』を購入した。

文章は読みやすく、全ページにドレ(約180年前の版画家)の挿絵付きだ。
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本の内容を簡単に解説しよう。

『とあるきっかけで、作者であり物語の主人公であるダンテが、すでにこの世の人ではない詩人に案内され、地獄~煉獄~天国を訪問していく。』という話し。今から約540年前に書かれた。

永井豪先生のデビルマンなんかも、影響を受けた。
ベースには、キリスト教があるが、まぁ、読み物としてもおもしろいので、ご一読してみてはいかがだろうか?
『芸能界は虚像の世界』と理解した上で楽しむのが、大人の楽しみ方だと思う。
一般の方が、タレントに夢を膨らますのは大いに結構な話しだが、理想像を描き過ぎるのもほどほどに。

タレントとはいえ、人間。食事をすれば、排泄もする。金欲、有名欲、性欲もある。酒を飲めば酔い、愚痴もこぼせば他人の悪口も言う。
それらを全部含めて好きになってあげるのが、大人の楽しみ方だと思う。

業界には、『枕営業(まくらえいぎょう)』という言葉がある。読んで字の如く、身体をはって仕事をとりにいくという意味だ。
一方…。

世の中のご多分に漏れず、芸能界でもサラリーマンタレントや仕事を選り好みし過ぎる、勘違いタレントが増えている。
仕事人としては、会社として、とんでもなく扱いづらいカテゴリーのタレントになる。『タレント業を、なんだと思っているんだ!?』という、マネージャーのボヤキが聞こえてくる。

でだ。

私は、よっぽど『枕営業』を辞さないほどの『覚悟』を持ったタレントのほうが、プロ意識が高いと思う。(決して枕営業を推奨しているのではなく、覚悟の例えとして上げているのでお間違いなく。)

『自分が人気者になれたのは、会社のおかげ』と感謝し、会社が持ってきた仕事は、よほどの事がないかぎり喜んで受けるべきだと思う。

今時のタレントの中に、『自分の為』ではなく、『会社の為』と思いながら仕事を出来る人が何人いるだろうか?

まぁ、芸能界に限らず社会全体的に言える話しだが。
最近、そんな話しを某大手タレント事務所の方とさせていただいた。
私の同級生に、小さいながらもレコード会社の社長をやっている奴がいる。
自分の誕生日パーティーを、新木場にあるクラブ、アゲハで23時スタートでやるような奴だ。私も、好きで付き合っているわけだが…。頼むから、開始時間を早めてくれないか?まったく芸能界ってヤツは!

先日、奴の経営するタレント専用の会員制バーに連れていかれた。
そこで、女優のMを紹介された。さすがに内心『おぉ!』と思ったが、Mはすでにベロンベロン。見れば、そばにあったテーブルには、Mとその連れが飲み干したのであろうシャンパンの空き瓶が、ずらりと10本ほど並べられていた。

私がそんな愚痴を聞いちゃっていいの?的な話しを聞いてあげる。恐らく、あれだけ酔っていたから、私の事は覚えていないだろう。
しばらくすると、『某大手娯楽系通信会社社長のUが来るから紹介するよ。』と。で、ご本人の登場である、夜中の3時に。私が名刺交換を済ませるや否や、どこで知ったのか、デビューしたての麗しき乙女達が、入れ替わり立ち替わり、U社長に挨拶に来るもので、話しどころではなかった。まぁ、初対面だし、話しといっても困っただろうが。
改めて思ったが、芸能界で仕事をするのは、大変だと思う。

つづく