アミューズメントマシン業界、すなわちゲーセン業界の危機だと思う。
今回のアミューズメントマシンショーは、規模、出展メーカー数、ゲーム機への期待感、来場者数と、全てにおいて近年まれにみる激減度合いである。
娯楽産業は不況の影響を受けにくいと言われていたのは、もはや過去の話である。リーマンショック、サブプライム、原油高は、真の意味で消費者の財布を直撃した。真っ先に節約されるのは、遊興費、つまりはゲームプレイ代だ。
あるきっかけで、三年前に別の業界から来た私にとっては、今の過去最悪と言える市場環境における、この業界の関係者の危機感のなさ、メーカーやゲーセン大手チェーン店舗の幹部の無策、体たらくに唖然としている。
まず業界の体たらくは、メーカーの責任だ。少なくとも、私は別の業界でメーカーに所属していたときは、「業界は俺たちが作っている!」という心意気でいた。メーカーは、おおいに責任を感じるべきである。今回のショーで私は、大手メーカーからの新製品のあまりの少なさに愕然とさせられた。
業界存亡の危機を招いた圧倒的原因の一つは、メーカーが面白いゲームを出せないでいる事なのは間違いない。
一方、直接お客様を相手にしている店舗からは悲鳴が絶えない。一例を話せば、業界最大手であったセガの店舗数は、僅かこの一年で半減した。
目下、どこのゲーセンでも無料プレイ券、割引料金、ノベルティのばらまきプロモーションで集客&売上激減に対応している。が、焼け石に水とは、この事。
どこの店舗チェーンも、接客強化を謳い、リピーター獲得に必死だが、いまさらスタッフ教育と接客でもあるまい。サービス業で接客に気をつかうのは当たり前。どこの店舗も、起死回生はできていない。
なぜ幹部達は無策なのか?前の業界では、会社がピンチになると役員が積極的に動いていた。ただ部下に、「なんとかしろ!」とのたまうだけの、今の業界幹部連中とは、訳が違う。
なぜか?
理由がある。
今の幹部連中が現場で働いていた当時は、ゲーセン業界は超バブル。店舗を増やせば増やしただけ売上、利益が上がった。入社一年目の社員の夏のボーナスが、100万円を超えていたと語り草になる程だ。
そんな彼らの毎日の仕事と言えば、マンガを読んでタバコを吸って、時間を潰し集金をする。それだけで、高額の給料が手に入った。人気のゲームさえ店に設置していれば、黙っていても手に負えないくらいのお客様がきてくれた。だから、そもそもゲーセンに接客なんていう概念はなかったのである。
昔、こんな経験はなかっただろうか?ゲーム機にお金を入れても、返却口に戻って来てしまう。ゲーム機を揺らしたり叩くと、お金がはいった!?
これこそ、ボーナス100万円の証明である。ゲーム機本体に内蔵されている金庫が満タンになり、入らないのだ。だから、社員は1日に何度も集金する必要がある。それだけで、立派な仕事になったわけだ。
当時、そんな集金マシンのような仕事をし続けてきた社員が、今の業界の大方の会社幹部に居座っている。
そして世の中は、不況となった。
大方の会社幹部達は、苦しい市場環境への経験も乏しく、業界以外の異業種との人脈も乏しく、業績回復の為の発想力も欠如している。
したがって、「接客重視」なんていう当たり前の事が、会社の重点目標に掲げられてしまうのだ。
私は、今の会社があるのは、これら諸先輩方のおかげと大感謝しているが、悲しいかな、諸先輩方は随分と時代遅れになってしまいました。よって、今までの業績を最大級に全社で誉め称え、早々に引退して頂くのが業界復活の近道であると断言する。
この業界に、50歳以上の社員はいらない。
さらに、接客なんて普通でいい。最も肝心なのは、おもしろいゲームを作り、ただ作って終わりではなく、メーカーは自社製品を宣伝して、一般のお客様につたえる努力をもっとしろ!宣伝する組織がない、予算がない、幹部の理解がない・・なんて泣き言を言っている間に、店はどんどん減っているぞ。
散々に大儲けしていた時に備えておかないから、いまの体たらくを招いたのだ。
店舗側も、接客は普通でいいから、もっとおもしろいゲームを作る為の支援策強化や、自分の店にどんな種類のゲームや景品があるのか、お客様にしっかり伝える努力をしろ!
楽しさが伝えられなければ、お客様は店に行こうなんて思わない…、と断言する。
AM業界の危機である。
今回のアミューズメントマシンショーは、規模、出展メーカー数、ゲーム機への期待感、来場者数と、全てにおいて近年まれにみる激減度合いである。
娯楽産業は不況の影響を受けにくいと言われていたのは、もはや過去の話である。リーマンショック、サブプライム、原油高は、真の意味で消費者の財布を直撃した。真っ先に節約されるのは、遊興費、つまりはゲームプレイ代だ。
あるきっかけで、三年前に別の業界から来た私にとっては、今の過去最悪と言える市場環境における、この業界の関係者の危機感のなさ、メーカーやゲーセン大手チェーン店舗の幹部の無策、体たらくに唖然としている。
まず業界の体たらくは、メーカーの責任だ。少なくとも、私は別の業界でメーカーに所属していたときは、「業界は俺たちが作っている!」という心意気でいた。メーカーは、おおいに責任を感じるべきである。今回のショーで私は、大手メーカーからの新製品のあまりの少なさに愕然とさせられた。
業界存亡の危機を招いた圧倒的原因の一つは、メーカーが面白いゲームを出せないでいる事なのは間違いない。
一方、直接お客様を相手にしている店舗からは悲鳴が絶えない。一例を話せば、業界最大手であったセガの店舗数は、僅かこの一年で半減した。
目下、どこのゲーセンでも無料プレイ券、割引料金、ノベルティのばらまきプロモーションで集客&売上激減に対応している。が、焼け石に水とは、この事。
どこの店舗チェーンも、接客強化を謳い、リピーター獲得に必死だが、いまさらスタッフ教育と接客でもあるまい。サービス業で接客に気をつかうのは当たり前。どこの店舗も、起死回生はできていない。
なぜ幹部達は無策なのか?前の業界では、会社がピンチになると役員が積極的に動いていた。ただ部下に、「なんとかしろ!」とのたまうだけの、今の業界幹部連中とは、訳が違う。
なぜか?
理由がある。
今の幹部連中が現場で働いていた当時は、ゲーセン業界は超バブル。店舗を増やせば増やしただけ売上、利益が上がった。入社一年目の社員の夏のボーナスが、100万円を超えていたと語り草になる程だ。
そんな彼らの毎日の仕事と言えば、マンガを読んでタバコを吸って、時間を潰し集金をする。それだけで、高額の給料が手に入った。人気のゲームさえ店に設置していれば、黙っていても手に負えないくらいのお客様がきてくれた。だから、そもそもゲーセンに接客なんていう概念はなかったのである。
昔、こんな経験はなかっただろうか?ゲーム機にお金を入れても、返却口に戻って来てしまう。ゲーム機を揺らしたり叩くと、お金がはいった!?
これこそ、ボーナス100万円の証明である。ゲーム機本体に内蔵されている金庫が満タンになり、入らないのだ。だから、社員は1日に何度も集金する必要がある。それだけで、立派な仕事になったわけだ。
当時、そんな集金マシンのような仕事をし続けてきた社員が、今の業界の大方の会社幹部に居座っている。
そして世の中は、不況となった。
大方の会社幹部達は、苦しい市場環境への経験も乏しく、業界以外の異業種との人脈も乏しく、業績回復の為の発想力も欠如している。
したがって、「接客重視」なんていう当たり前の事が、会社の重点目標に掲げられてしまうのだ。
私は、今の会社があるのは、これら諸先輩方のおかげと大感謝しているが、悲しいかな、諸先輩方は随分と時代遅れになってしまいました。よって、今までの業績を最大級に全社で誉め称え、早々に引退して頂くのが業界復活の近道であると断言する。
この業界に、50歳以上の社員はいらない。
さらに、接客なんて普通でいい。最も肝心なのは、おもしろいゲームを作り、ただ作って終わりではなく、メーカーは自社製品を宣伝して、一般のお客様につたえる努力をもっとしろ!宣伝する組織がない、予算がない、幹部の理解がない・・なんて泣き言を言っている間に、店はどんどん減っているぞ。
散々に大儲けしていた時に備えておかないから、いまの体たらくを招いたのだ。
店舗側も、接客は普通でいいから、もっとおもしろいゲームを作る為の支援策強化や、自分の店にどんな種類のゲームや景品があるのか、お客様にしっかり伝える努力をしろ!
楽しさが伝えられなければ、お客様は店に行こうなんて思わない…、と断言する。
AM業界の危機である。