昨日はAeLL.村の開墾2回目が行われた。
開墾というと、大袈裟に聞こえるが、今回の活動は放棄された農地に生い茂った無数の竹、すなわち竹やぶを切り開き、元のような農地へと戻してゆくものだ。
竹というのは地下で繋がって繁殖してゆく性質があるので根が強い。
竹やぶを切り開くには、地上の竹と地下の根との2重の困難に立ち向かう必要があるので、簡単では無い。
今回の開墾プロジェクトは、アイドルグループAeLL.が、「放棄農地」という地方農村の問題に、「環境とエコ問題にアクティビティさと愛」をもって取り組んでゆくという彼女達の活動の一貫として行っている。
さて、実際の開墾活動はというと、地元のNPOの方々のご指導と協力の元、AeLL.とAeLL.ファミリーが行った。
AeLL.ファミリーとは、AeLL.と呼ばれるアイドルグループを応援する事を目的に集まった集団だ。
この活動に賛同して、あるいは彼女達の魅力に魅入られてかで集まったAeLL.ファミリーの一部、およそ50人ほどの者達、この都会から来た、年齢も性別も国籍も異なる一団が、(…国籍はたぶん一緒か)細いが、深い竹やぶを、もくもくと刈り取る。
プロジェクトへの参加を促す呼び掛けには「ひたいに汗してうまい飯を食べよう」とあったが、実際には、アイドルの彼女達でさえ、汗だく、泥だらけとなっての格闘だった。
彼女達の懸命に作業にあたるその姿は、可愛いというより、むしろカッコイイといった趣だった。
私も例外に漏れず汗だくで作業に打ち込んだ。
しばらくすると、竹やぶが切り開かれ、その先に、青い晴天の空を背景に白いニット帽をかぶった富士山が顔を見せた。
その時の富士山の顔は、それこそ、この開墾の旗頭となったAeLL.のメンバーの笑顔と同じくらい素敵に見えた。
作業の合間の昼食はAeLL.と一緒に、思い思いに空き地に座って食べた。
地元NPOの皆さんが作って下さったおいしい特製カレーとサラダ、果物といった豪華な食事だ。香りよいゆず湯までサービスしていただいた。
アイドルと屋外で膝を突き合わせるように、食卓を囲む、それもこの企画の嬉しい点だ。
こうして、彼女達が旗頭となっていなければ、この活動に参加していなかったであろう者達が、理由はともかく、こうして真剣に活動に参加する。きっかけ作り、問題提起として、十分な役割を果たしている活動と言えるだろう。
これをきっかけに、一人でもこうした仕事や活動に興味を持ち、また、取り組むようになってくれれば、さらに良い。
今回の開墾は2回目という事で、われわれAeLL.ファミリーも作業に慣れてきていたが、それでも、私は今日、筋肉痛になった。
多くの参加者が同じだろう。
真剣な作業の結果だ。
ただ、気さくなプロダクションの社長が帰りの道中、参加したファミリーに配慮して立ち寄らせてくれた健康ランドで、体の汗と疲れをとってきたので、筋肉痛の症状も軽い。
残念ながら、アイドルAeLL.は多忙に付き先に帰って別行動だ。
今回の開墾もきついものだった。
ただ、それに見合うだけの達成感と人との触れ合いというギフトまでいただいた一日だった。
私は、ぜひ、また参加したい。
最後に協力いただいているNPOの方々、そしてAeLL.ファミリー、AeLL.、シャイニングウィルのスタッフと社長に感謝の言葉を贈りたい。
本当にありがとう。