仕事道楽 | 中央線で読む新書

仕事道楽

高畑・宮崎と「教養を共有したい」と思った。(27)

「ひとりの人間が考えたものをみんなで寄ってたかって作る。これが日本の長篇漫画映画の最大の特徴だという気がする」(59)

トトロのぬいぐるみは映画封切二年後くらいに登場。封切時には好成績といえなかったトトロが結果、もっとも収益をもたらす。しかし映画が先、グッズが後の原則は曲げず。(84)

「じつはこれには配給が松竹だったというハンデがあった」と「となりの山田くん」の敗因を書く。徳間康快が東宝とケンカした成り行きで松竹となった。(130)

「しばしば映画作品をいうのに『コンテンツ』という言葉が使われますよね。ぼくはこの言葉は嫌いです。あんなカタカナに置き換えたくない。青臭いといわれようと、あれは「作品」なのだと言いたい。そうでないと、映画作品がDVDやテレビ放映やキャラクター商品と等価になってしまう」(170-171)

【通勤用にGOOD】 2008年
仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)/鈴木 敏夫