反貧困 | 中央線で読む新書

反貧困

NPO法人・もやいの事務局長による。

センの貧困論 「貧困はたんに所得の低さというよりも、基本的な潜在能力が奪われた状態と見られなければならない」 ここでいう潜在能力(capability)はセン独自の概念で「充分に栄養をとる」「衣料や住居が満たされている」という生活状態(これをセンは「機能」と呼ぶ)に達するための個人的・社会的自由を指す。(75)

ケン・ローチ「ブレッド&ローズ」(2000)、高級オフィスビルにて、そこで働くエリート達が会話を途切らせることなく清掃人をまたぐ、このように貧困は見えない存在となる。

【つまみ読みにGOOD】 2008年
反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書 新赤版 1124)/湯浅 誠