本と映画の「70年」を語ろう | 中央線で読む新書

本と映画の「70年」を語ろう

滝田修関連
・「マイバックページ」を山下敦弘が映画化。
・新右翼も滝田修を信奉。
・滝田修の逃亡を右翼指導者・青木哲が手助け。
・鈴木邦男「最初は『あの伝説の革命家だ』って思ったんですけど、だんだんとただの酔っはらいじゃないかと…(笑)」 
・現在はテレビ関係の制作会社の仕事らしい。

ちょっといい話。
アルドルッチの「ロンゲストヤード」、最後のクレジットで謝辞「この映画で刑務所の撮影許可をしてくださったジョージア州知事ジミー・カーターに感謝する」。(反体制映画には公的な支援をするなというバカへの皮肉で紹介される逸話)

ちょっとひどいのが…
競馬の天皇賞に 川本「右翼の人は怒らないんですか」 鈴木「怒るべきでしょうね。相撲ならいい。それにギャンブルじゃなきゃいいと思うんです」 川本「じゃあ、戦前からあるんですね。戦前も『天皇賞』という言葉が許されていたんですか」 鈴木「天皇の名のもとに、いろんなことをやれたんでしょう」

これに対して何の註釈もない。「天皇賞」の名称は戦後から。天皇と馬産の関係も知らない。

このようにただ二人の話を活字に起こしただけ。

週刊SPAの福田和也・坪内祐三の対談のように、大量の註釈がついてしかるべき内容でありながら、ひとつとして註釈がない。フリー編集者の高橋あづさん、朝日の書籍編集長・岩田一平さんは、どうかしている。

【話のネタ本にGOOD】【とにかく手抜きの書籍】 2008年
本と映画と「70年」を語ろう (朝日新書 110)/鈴木邦男・川本 三郎