昭和天皇 | 中央線で読む新書

昭和天皇

人間宣言しようとも「決して自らを「神」の子孫と見なすことを否定したわけではなかった」(161)昭和天皇は、占領期に靖国神社への参拝はやめようとも新嘗祭は続けた。(最晩年になってからも新嘗祭にはこだわり続けた) 

戦時後半天候常に我れに幸いせざりしは、非科学的な考えながら、伊勢神宮の御援(たす)けなかりしが故なりと思う。神宮は軍の神にあらず平和の神なり。しかるに戦勝祈願をしたり何かしたので御怒りになったのではないか」と1946年侍徒次長・木下道雄に述べる。(155)

(宮中)祭祀にこだわりつつけた昭和天皇。その視座からの書籍。

【通勤用にGOOD】 2008年
原 武史
昭和天皇 (岩波新書 新赤版 1111)