チャーチル 増補版 | 中央線で読む新書

チャーチル 増補版

大英帝国の終焉を看取った男・チャーチルの評伝。
若き日のチャーチル、友人宛の手紙に「私自身としては、七つの海を支配することはできても
(スラム街に)下水道をつけられないような帝国には大した栄光はないと思う」と記す(77)
また国家は児童、失業者、高齢者への福祉に積極的に関与し、「生活と労働の最低基準を
普遍的に設定しなければならない」とナショナルミニマムの必要性を説く演説を行う。(99)
このようなチャーチルも、戦後、労働党に敗れる。まさに支配階級の政治の終焉といえよう。

【通勤用にGOOD】 1979年
河合 秀和
チャーチル―イギリス現代史と一人の人物 (1979年)