アメリカ保守革命 | 中央線で読む新書

アメリカ保守革命

たいへんよい。フリードマン、ハイエク、ヘリテージ・ファンデーションから
ブキャナン、ギングリッチなどまで丁寧にフォローしてある。

共和党と言えどもリベラルだった(ニクソンが中国に接近したように)中で
ようやっと保守が政権を奪えたのがレーガン。その道程とその後。

面白いのがやはりネオコン。1930-40年代のトロツキスト運動の産物として
生まれその後、反共リベラルと変異し、最近は軍事的帝国主義にいたった。
アービング・クリストルとノーマン・ポドホリッツはじめ、ユダヤ人でありトロツ
キストが運動の中心であった。(クリストルはカトリックに改宗)
日本でも、共産党を転向後に天皇に帰依した田中清玄や佐野学という例が
あるが。

東海岸のインテリが前衛的にWASPの琴線に触れながら発展し、ブッシュに
辿り着いたのであろうか。

【書物としてGOOD】  中公ラクレ 2004年


中岡 望
アメリカ保守革命