夢と魅惑の全体主義 | 中央線で読む新書

夢と魅惑の全体主義

五十嵐太郎「新宗教と巨大建設 」(講談社現代新書)と併せて読みたい新書。

ムッソリーニ、ヒトラー、スターリンの都市建設。
一方、彼らと違い、「日本ファッショ」時代は、鉄鋼の使用規制のため、霞ヶ関
に木造のバラックの官舎が建ち並んだ。

画家志望時代のヒトラーの画は人物よりも建物に寄っていたことより、ヒトラー
の非人間的性格をそこから引き出そうとするのを度々目にするが、井上はそれ
を否定。もともと建築家志望であったヒトラーが建物を書くのは当然だろうと。

そしてそのヒトラー、都市建設に邁進するのである。

もっと写真が欲しいところである。

【つまみ読みにGOOD】 2006年
井上 章一
夢と魅惑の全体主義