江戸のナポレオン伝説 | 中央線で読む新書

江戸のナポレオン伝説

鎖国の中で、オランダはナポレオンの存在をどうにかはぐらかそうとし、
日本の知識人はなんとか聞き出そうとする。
そうして徐々にナポレオンが日本人に知られていく。

思うに幕末から明治という時代は、ナポレオンを読んだ人々によって
開かれた。吉田松陰しかり。佐久間象山しかり。徳川慶喜しかり。
西郷隆盛、またしかり。」「結局、ナポレオンは幕末の日本人にとって、
長崎という小さな鍵穴からのぞき見た大いなる、実に大いなる幻影」と
著者は結ぶ。

【話のネタ本にGOOD】 1999年
岩下 哲典
江戸のナポレオン伝説―西洋英雄伝はどう読まれたか