ブレア時代のイギリス | 中央線で読む新書

ブレア時代のイギリス

9年目の英国の宰相ブレアについての良書。
イギリスは二大政党制であるため、その弊害(そうでなくとも)で
新自由主義-社会民主主義の二者択一のパラダイムにはめ
込まれがちであった。そこに現れたのが「第三の道」を説くブレア。

本書はこのブレアを通じて、政治の人格化、小泉政治、日本の民主党を
さりげなく論じている。

二者択一の教条主義から離れようとする時、結局は政治の人格化に向かい、
すると今度は、政策-人格の二者択一に向かう矛盾がどことなく浮かび上がる。

【通勤用にGOOD】 2005年
山口 二郎
ブレア時代のイギリス