投資家から見た株式市場 | 中央線で読む新書

投資家から見た株式市場

出版当時の相場の関心は持ち合いの解消であったため、持ち合いに
多くが割かれている。
持ち合いのルーツは
・61年から65年にかけての下げ相場の中で証券会社を中心とする
 日本証券保有組合、銀行を中心とする日本共同証券が設立され、
 株の買い支えが行われた。相場が持ち直すとそれらが放出すること
 となるり、それを安定株主が引き受けることとなった。
・67年から75年にかけての対内直接投資の自由化によって外資による
 買収が可能となり、それを防衛するために持ち合いが進んだ。

日本の相場史としては本書は物理的な厚みの割に内容は薄く、
「決定版 チャート分析の真実」吉見俊彦の「参考資料 昭和・平成相場
変動史」がよい。

【いまさら読むほどのものではない】 1996年
浅野 幸弘
投資家から見た株式市場―バブルの構造と市場再生の条件