人生と投資のパズル | 中央線で読む新書

人生と投資のパズル

行動経済学を様々な設問から説明。株で損切り出来ない人にお勧め。

分かり易いのはP81の設問。
【1】 1万円の商品を売る店から20分で行ける場所に同じものが
   7500円で売られている。さてわざわざ20分かけて行くか?
【2】 12万円の商品を売る店から20分で行ける場所に同じものが
   11万7500円で売られている。さてわざわざ20分かけて行くか?

大部分の人は【1】では20分かけて2500円安い商品を買いに行くのに
【2】では20分かけて2500円安い商品を買いに行かないのだという。

こうした非合理の数々があげられていく。

なお、損切りが出来ないのは
損失による失望は利益を得る喜びよりその規模が大きい。
 (儲けと損失の非対称性)
利益はすばやく実現され、損失は先送りされる傾向がある。
 (損失先送り効果)
自分の所有物を手放すとき、それを購入するのに要した費用の
 何倍も
要求することがある。(所有効果)
からである。

【書物としてGOOD】 2004年

角田 康夫
人生と投資のパズル