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かつて 目隠しテストで牛乳の飲み比べをすると約七割が明治乳業を
おいしいと言うが、目隠しせずに行うと雪印を選んだという。(P105)
これこそがブランドであろう。

消費者インサイト広告(消費者側からの商品へのアプローチ)の時代である、
が本書の論調である。これの対義語はインサイドアウト広告(メーカー
メッセージ)であり、日本の場合はタレント広告もそれに近い。
本書が書かれた前年のカンヌ広告祭によって、消費者インサイト広告が
日本でも強く意識されだした認識するが、それ故にそれ以降の日本の
消費者インサイト広告批評をこの著者で読みたいところである。

なお、本書では「クリエイティブ」でなく「クリエーティブ」となっているのは
著者が電通社員であるから。

【通勤用にGOOD】 2002年

内田 東
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