誤解だらけの大リーグ神話 | 中央線で読む新書

誤解だらけの大リーグ神話

いたって穏便な大リーグのレポート。
書名からして、日本人が日本球界の手本にと引き合いに出すメジャー
リーグの実体を言っているようであるが。いささか拍子抜け。

気にとまった箇所2つ。
50歳までやる仕事ではない。家族も含め体に悪いから
(P86 ヤンキースのGM キャッシュマン)
楽天から3000万円でGMのオファーを受けたがそんな安い金で
出来るか、と断ったと自分から暴露した広岡達朗。カネ以前に老体で
やれる仕事では本来はないようだ。

「モラル」から「ビジネス」へ(P156-157)
もともとは法曹界からの人材がコミッショナーを務め、ブラックソックス
事件で失った信頼を取り戻すのに躍起になった。その後、青天井の
年俸にオーナーが苦しみ出すようになると、ビジネスマンのピーター・
ユベロス
がコミッショナーとなる。
球界が抱える事柄を優秀な第三者に託しているわけだ。

【車窓からの眺めの方がマシ】 中公新書ラクレ 2002年

読売新聞運動部
誤解だらけの大リーグ神話