日露戦争 もうひとつの「物語」
新聞の商業主義が日本を対露戦争へとかりたてていき
戦争後は「一等国」が流行語となる。
日本近代のターニングポイントの日露戦争の銃後と戦後。
戦争文学が流行る一方で 架空未来戦記小説もブームとなり
その対戦相手のほとんどがアメリカであった。
また日本にユダヤ同祖論が生まれたのもこの時期。
日本の外債をユダヤ系アメリカ人が大量購入(ロシアがユダヤ人を
迫害したため日本を応援する気分がユダヤ人にあった)。
これを機に 親ユダヤ的機運が日本に生まれる。
それに乗じて書かれたのが佐伯好郎法政大学教授の「日ユ同祖論」。
さらに白人に勝ったことで 日本人は特別な民族であるという意識が
生まれ それが酒井勝軍「猶太民族の大陰謀」(日本人こそユダヤ=
キリスト教文化の後継者である)になる。
青森にキリストの墓があったり 源義経がジンギスカンになったり
そういうトンデモ伝承のルーツは 白人に戦争で勝っての
浮かれ気分であったわけだ。
【話のネタ本としてGOOD】 2004年
戦争後は「一等国」が流行語となる。
日本近代のターニングポイントの日露戦争の銃後と戦後。
戦争文学が流行る一方で 架空未来戦記小説もブームとなり
その対戦相手のほとんどがアメリカであった。
また日本にユダヤ同祖論が生まれたのもこの時期。
日本の外債をユダヤ系アメリカ人が大量購入(ロシアがユダヤ人を
迫害したため日本を応援する気分がユダヤ人にあった)。
これを機に 親ユダヤ的機運が日本に生まれる。
それに乗じて書かれたのが佐伯好郎法政大学教授の「日ユ同祖論」。
さらに白人に勝ったことで 日本人は特別な民族であるという意識が
生まれ それが酒井勝軍「猶太民族の大陰謀」(日本人こそユダヤ=
キリスト教文化の後継者である)になる。
青森にキリストの墓があったり 源義経がジンギスカンになったり
そういうトンデモ伝承のルーツは 白人に戦争で勝っての
浮かれ気分であったわけだ。
【話のネタ本としてGOOD】 2004年
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- 長山 靖生
- 日露戦争―もうひとつの「物語」