こんにちは,つい男です。
今日は今年の東大ロー入試について終わってみての雑感を書きます。
とりあえず,一次は学部成績,TOIEC,適性試験による足切り,二次は公法系,民事系,刑事系の法律論文試験がありまして,選抜されます。ちなみに自分は外部生です。
まず一次は基本的に学部成績が必要です。それをベースに適性,英語がみられると思います。足切りにあわないGPAが具体的にどんくらいかと言われますと,100~80を4,80~70を3,70~60を2としたときに,教養,専門すべての単位を含めて,3.6以上いるのではないかと思います。
じぶんは3.7くらいです。
3.6以上であれば,とりあえず適性,英語どちらかでも平均を取れれば足切りにあわないと思います。
最近では京都,一橋のように足切りのないローも出てきているので,東大もそうなるかもしれませんが,,,
つぎに二次については,基本的に長めの事例で,公法系は行政法が訴訟選択として出題され,本案要件として憲法論が聞かれます。
今年度は,平成24年度重判に掲載された国旗国歌起立斉唱事件が元ネタになっていて,それを知っていれば難なく欠けたんだろうと思います。
じぶんはまったく読んでなかったのでテンパりました。
憲法論としては判例に言及することが設問にあったので,とりあえず憲法上の権利の確定の際に起立斉唱しない自由が思想良心の自由で保障されるか,起立斉唱させることがその思想良心に対する制約となるかをピアノ伴奏事件を引き合いに検討しました。
制約面ではピアノ伴奏と起立斉唱が異なるので,制約態様の比較なども書きました。
あとはこれに従い,審査基準を定立し,目的手段審査の実質的関連性のやつで,合憲筋で書きました。
行政法については,差止訴訟,法定外抗告訴訟,公法上の当事者訴訟が聞かれ,
差止は全部の要件を検討し,肯定(ポイントは重大な損害要件)
法定外抗告訴訟は差止が肯定されることから補充生なしとして否定
公法上の当事者訴訟は確認の利益(対象選択の適否)がなく否定としました。
法定外抗告訴訟と公法上の当事者訴訟はやってなかったので,感覚で解きました。
民事系は付随債務の不履行と解除が聞かれましたが,自分は緊張で,付随債務に気づかなかったので,先ず契約を認定する際にいわゆる付随的債務も本契約の本債務としてひっくるめて合意したと認定し,その本債務違反であるので,解除の要件を満たせば有効としました。
立法論についても初見でしたので,とりあえず債権者,債務者両者の観点からメリットしかないと書いて立法論肯定で書きました。
民訴は和解の効力が聞かれ,制限的既判力説にたち,実体法上の無効取消事由がなければ有効とした上で,和解締結権限のない者による和解の効力に無効取消事由があるか検討し,あるとした上で従前の訴訟手続から信義則による遮断で例外的に有効となるとしました。
刑事系は事案の流れ的に不能犯の検討かなと思い,強姦未遂の不能犯検討をした上で未遂を成立させました。また事後的奪取意思と強盗では,被告人の態様から窃盗とし,先に帰った被告人には共謀の範囲を検討した上で,範囲外として,責任を負わせませんでした。刑訴は領置手続の適法性について聞かれ,強制処分と任意処分の二段階の審査をして適法で書きました。メインとしては任意処分の限界でたくさん事情があったのであてはめまくりました。
正直今の書いた内容は間違えまくってるとおもいます。
けど受かっちゃいました。
成績開示をしてみないとわかりませんが,論文の評価は低いと思います。
ただ,適性試験がよかったので,それのリードで合格できたんでしょう。。。
(噂によると二次は法律科目の点数+適性試験×2らしいです。。。うわさです。
今回のは長くなったし,東大の問題を知らない人にはさっぱりでしょうが,とりあえずおわります。