【土曜美の朝 BS1 おとなのEテレタイムマシン】
 野にきらめく生命
 日本画家 堀文子


よい絵を描くためには
よい暮らしをしなければならない
よい暮らしとは
生きとし生けるものの命を尊び
その命に感動できる暮らしのことです

 

人も鳥も草も木も
同じ命で 生かされている
生き物たちの仲間になりたい
という思いで
野に息づく生命の世界を描いてきた

 


花も鳥も 森の生き物たちは
それぞれの時に芽生え
花咲き 実を結ぶ
今年のつとめを果たせば
あとは ひっそりと身を引き
次の出番のものに 席を譲る


堀文子さんの絵には
生き物に対する畏敬の思いが表れている

 


森や木は
冬の零下20度よりも寒いなか着物も服もない裸で
春まで生き延びる


人間なら三時間で凍死の世界


植物や動物の力強い生命力 逞しさ
命の尊さ
縄文杉や古代の木は
500年 千年と生き続ける
神々のように

 


 堀文子さんは東京都に生まれ育ち、40代まで東京で暮らしていましたが、コンクリートに囲まれた生活に疑問を感じ、地方の大磯へ移り住みました。

その後軽井沢に住み、自然の草花や小鳥などの動物を題材にした絵を描いていました。

 

 

(室蘭の自宅 窓辺に集まる野鳥たち)


北海道室蘭市の山近くに住む私も、同じ思いを抱いており、深く共感いたしました。

 

(時おり訪ねてくる野鳥たち 豊かな北海道の自然)