室蘭で「人と旗の波運動」!街じゅうに広がる交通安全の輪
令和7年(2025年)10月15日(水)、室蘭市交通安全人と旗の波運動実行委員会・室蘭市交通安全推進協議会の主催により、「交通安全人と旗の波運動」が市内各地で実施されました。
沿道から黄色い旗を振り、ドライバーに安全運転を呼びかけるこの活動は毎年行われており、今年で第38回を迎えます。
午前中は室蘭市中央埠頭駐車場に参加者が集合し、私もマイカーに装飾を施して頂き車両パレードに参加しました。
パトカー・白バイを先頭に、33台の車両が2コースに分かれて出発し、海岸町~中央町~日の出町~工大前~中島町~東町の市内各地をゆっくりと巡回しました。
沿道では、企業や町内会、幼稚園・保育園、各学校の皆さんなど、市民およそ3千人が黄色い旗を手に立ち並び、ドライバーへ交通安全を呼びかけました。
運転中、行く先々で子どもたちや地域の皆さんが笑顔で旗を振ってくださる姿に触れ、室蘭市民の交通安全への意識の高さを改めて感じました。
特に幼稚園児・保育園児や小学生の明るく元気いっぱいの声援には、思わず笑顔になり、たくさんの力をいただきました。
午後からは、室蘭市市民会館(輪西町)にて「交通安全市民の集い」が開かれ、約200名が参加しました。
室蘭警察署の堀江清尚署長からは、今年10月14日現在で管内の人身事故が130件発生し、昨年同期より8件増えているとの説明がありました。
また、「日没が早まるこの時期は退勤時間帯と薄暮(はくぼ)時間帯が重なり、事故の危険が高まる。交差点での取り締まりを強化していく」との呼びかけがありました。
秋も深まり日没が早く、午後5時ころは暗くなる交差点の歩行者や、出会いがしらの事故の注意を喚起しました。
会場では北海道警察音楽隊による演奏も行われ、参加者の心を和ませました。
さらに、「交通遺児育英事業」への募金者には、2009年に登別市内で交通事故により亡くなられた室蘭工業大学生(当時22歳)のご両親が手作りした交通安全のお守りが贈られました。
ご遺族の気持ちが込められた温かな活動に、交通安全への思いがより一層深まりました。
交通安全は、一人ひとりの心がけから生まれるものです。
これからも「無事故・無違反」を合言葉に、安全で思いやりのある運転を続け、交通安全の大切さを多くの方に伝えてまいりたいと思います。
青空の下、中央埠頭駐車場に参加者が集まり、堀江清尚署長のご挨拶があり、出発式が行われました。
参加者の車には、それぞれ美しい装飾がほどこされ、華やかな雰囲気に包まれました。
入江町で黄色い旗を振る市民。
パレードの先頭を、パトカーと白バイが走りました。
白バイは、札幌から駆けつけたそうです。
室蘭市市民会館(輪西町)にて「交通安全市民の集い」が開催され、約200名が参加しました。北海道警察ブラスバンドの演奏やチアリーダー部による華やかな演舞が披露され、会場は楽しく盛り上がりました。
北海道警察チアリーダー部の演舞は、爽やかで楽しいものでした。
保育所の園児によるポスターでの安全運転の呼びかけは、可愛らしく、心に響くものでした。
沿道にはたくさんの子どもたちが並び、大きな声で「頑張って!」と声援を送ってくれました。その元気な声が、大きな励みとなりました。
室蘭市市民会館に白バイが展示されました。
ホンダ1300ccの白バイで記念撮影をしました。私も青年の頃に自動二輪免許を取得し、ヤマハ350ccに乗っていました。当時の白バイはホンダ750ccで、二輪仲間とともに憧れの存在でした。いかんせん足が届かず、断念した記憶があります。
また、当時二輪車で北海道を旅行したことは、とても楽しく、今でも懐かしい思い出です。
来年の「交通安全人と旗の波運動」にも参加し、交通安全の大切さを伝えてまいりたいと思います。






