【仙台市根岸・崇禅寺のお墓参り 令和7年5月】

 

 2025年5月の晴天が続くなか、子供や孫と仙台市太白区根岸の崇禅寺のお墓参りに行きました。土樋の実家から歩いて10分ほどと近く、子どもの頃は数えきれないほど訪れた場所です。

昨年、一昨年と機会を見つけてはお墓参りをしていましたが、今年は子どもや孫も一緒で、とても楽しいひとときでした。
新千歳空港から仙台空港までは飛行機で1時間20分、室蘭から新千歳空港までの車の移動時間と同じなので、ずいぶん近く感じます。

 

(仙台空港と機内から)

 

今回は家族5人分の大きなスーツケースを積むため、自分の車は新千歳空港に置いて、仙台空港で8人乗りのミニバンのレンタカーを借りました。仙台の広瀬川や宮沢橋は、いつ見ても変わらない懐かしい風景でした。

 

(宮沢橋から崇禅寺と愛宕橋を眺める)

 

崇禅寺では、しばらくぶりにご住職様にご挨拶し、墓前では副住職様にお経をあげて頂きました。

 

(崇禅寺の正門前にて)

 

お花は仙台空港に着いてから買い求め、墓前に供えました。お花屋さんのご親戚が名取市飯野坂の方で、私の祖父である作十郎さんの妻と同郷だったため、懐かしい話に花が咲きました。

 

 

(読経中の副住職様)

 

 

(読経後の墓前で副住職様と)

 

以前の本堂は建て替えられ、新しい本堂は地震や川の氾濫にも耐えられる、頑丈で立派なものになりました。

 

(新しい本堂前にて)

 

崇禅寺でのお墓参りのあとは、青葉城や西公園を通り、中心部のホテルに向かいました。

 

(青葉城 伊達政宗・騎馬像)

 

ホテルは一番町や三越デパートに近い場所を定宿にしています。JR仙台駅からは地下鉄で2駅と少し離れてますが、青葉城や源吾茶屋にも近く、仙台牛タンで有名な『利久』へも歩いてすぐ行けるのでとても便利です。

 

(一番町 三越デパート近くの牛タン利久)

(牛タンのほか海鞘(ホヤ)の刺身も懐かしく頂きました)

 

このホテルは人気があるので、予約はいつも早めにしています。特に朝食は夕食なみの品揃えで、仙台名物の『ずんだ餅』や小さな『笹かまぼこ』も出ていて、とても良心的で気に入っています。

 

 

年を重ねると神社仏閣や、ご先祖様との繋がりを感じられるお墓が身近な存在になります。江戸時代には、交通手段が限られている中でも多くの方が「お伊勢参り」に出かけ、旅を楽しんでいたと言われています。

現代の私たちと同じように、当時は信仰と旅の楽しみが結びついていたのでしょう。そのように楽しい旅となりました。