【清塚信也 with N響 in きたら札幌2025】
2025年3月7日㈮に札幌コンサートホールKitara大ホールの『清塚信也 with N響メンバー』を聴いて来ました。
NHKテレビ音楽番組のお喋りが軽快で面白いので、清塚さんのお喋りとピアノを楽しんで来ました。
クラシック音楽コンサートは楽器演奏だけに集中し、なるべく無駄な音やお喋りを少なくする傾向が強いものと思います。
清塚さんはクラシック音楽をもっと気楽に若い人たちに受け入れて貰い、子供からヤングにクラシック音楽の楽しさを日本に広めたいと活動しているのでした。
ステージは清塚さんがお笑い系を演じたり、N響メンバーを相手にピエロ役になったりで、特に若い人たちに受けて爆笑しホールが沸いていました。
清塚さんもN響メンバーも素晴らしい演奏でした。
さすがNHK交響楽団❗️❗️
今までのピアノリサイタルとの違いは、ピアノの響板(蓋)を外してフラットにしていました。
おそらく清塚さんファンが、ホール2000席のどこからでも清塚さんの顔が見えて楽しめるように配慮したものと思います。
その分ピアノの音の響きも少し違うかなと感じました。
またピアノメーカーはYAMAHAの日本製で、清塚さんの日本を大事にする拘りが有るのかなと思いました。
大ホールに着席しているお客さんの9割はマスクをしていました。
個人的には、音は空気の振動を身体で受けて感じるものなので、肌の露出面積が多いほど音を感じ易いと思うのです(全裸は無理ですが)。
人間も皮膚呼吸をしており、空気の振動や流れなども感じやすいのです。
音を聴くときにマスク紐が耳にかかる違和感もあります。
二階席右側のRB8〜18(48人)に座っている客席の8割はマスクをしていなかったのです。
ひょっとしたら、この場所を選んだお客さんたちは、案外私と同じ感覚なのかなと想像しました。
今回、ステージ裏側の2階P席を選びました。あちこちの場所で聴こえる音の違いを試してみたのです。次回は2階右側RBを選んでみます。
ステージ最前列の高い席は一度だけ座り、他は後部席と2階左側LBばかり選んでいたのですが、どちらも良い音響でした。
今回のステージ裏側P席は、若干音の聴こえが違うかなと感じました。
やはり演奏者は前に向かい音を出しているので、大ホールの設計も前方席の響きを重視していると思いました。
外に雪が降っているなか18:30から始まったコンサートは、リクエストも含めて21時に終わりました。
アンコール演奏ではカメラや録画撮影もOKで、SNS投稿も大丈夫でした。
アメリカのポップ音楽番組の中には、沢山の聴衆がスマホで録画撮影している場面もありましたので、日本も変化してきていると思いました。
新しいスタイルの『清塚信也 with N響』コンサートは、とても楽しいものでした。