§1.世界は戦争や紛争で荒れており、中東やヨーロッパ・アジアの日常も大変な状況です。
以前、海外旅行をして治安が悪く、旅先ではかなりヒヤヒヤしたものです。
フランスに旅行しパリ市内観光では添乗員さんから気をつけるように何度も注意を受けました。
(シャネル本店)
ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど有名ブランド店で買物するのですが、「ホテルへ帰る時は地下鉄を利用しないでください。タクシーでまっすぐホテルに帰ってください。」という添乗員さんのアドバイスです。
高級ブランドの買い物袋を持ち地下鉄に乗ると、車内や通路などで強盗に奪われるからなのです。
(パリの地下鉄)
地下鉄よりはタクシーが安全でした。
パリの街を巡っても、パトカーや交番はあまり見かけませんでした。
花の都パリでさえこの有り様ですからヨーロッパも怖いと思いました。
アジアではフィリピンのセブ島や首都マニラに行きましたが、旅行ガイドさんから「手荷物は背中にしょってはダメです。後ろからナイフでカバンを切られて中の物を盗まれるので、身体の前面で保持してください。」と、デパートや市場などの中も気をつけてと注意されました。
夜に出歩くのはやめておいた方が無難とされ、昼間でも大通りは良いが路地裏などへ行かないように気をつけました。
(高級レストランの警備員)
ある程度のレストランやスーパーマーケットの出入口は、散弾銃を構えた警備員が複数で不審者を入れないようにし、「うちの店は安全ですよ。」とお客にアピールしているのです。
日本ではパトカーや交番をよく見かけますが、フィリピンではほとんど見かけませんでした。
(セブ市内を走る現金輸送車)
マニラ市やセブ島の現金輸送車は鉄板の装甲車が使用されていました。
銀行での現金の積み下ろしの際は、2名~3名の武装したガードマンが散弾銃を構えて、いつでも撃つぞと威嚇していました。
ここまで厳重に警戒するのは、過去に強盗団に襲撃されているからと思いました。
このように外国の街を歩くのは緊張が伴うのですが、帰途に就き羽田空港や成田空港に降り立つと、「あ~日本に無事に帰れた。やはり日本は安全だな~。」とホットして緊張も和らぐのでした。
§2.世界でも一番安全といえる日本
(濃い緑色が安全度の高い国 日本は濃い緑色)
日本の治安と安全度は世界でもトップクラスです。
私の個人的な感想なのですが、日本の交通警察が治安を守る大きな役割を果たしていると思います。
前にニュースで報じられていましたが、上皇さま(元天皇陛下)は皇太子時代の1954年(昭和29年)3月に運転免許を取得され、近年では、2016年(平成28年)1月に82歳で運転免許の更新をされたが、その次の2019年(平成31年)1月は年齢を考慮して更新はされず、64年にわたる車の運転を卒業された。無事故無違反だったといいます。
皇后・雅子さまも免許更新手続きをされたと最近報じられていました。
こうしたニュースを見ると日本は民主主義の国だな、と思います。
外国では、例えば北朝〇とかの国王は運転免許証など取得していないと思うのです。ましてや免許更新などする訳がないと思いますし、交通違反も関係ないのでしょう。
そして交通警察は、交通法規を守らない違反した者は誰であろうと検挙しています。飲酒運転などは日々のニュースになり、政治家であれ、公務員であれ、警察官であれ、アルコール検査機で基準値以上の濃度の者は検挙されて、場合により懲戒免職という厳罰に処されています。
道路交通法が素晴らしいと思うのは、スピード違反であれ飲酒運転であれ、数字で例えば法定速度60km/hを超えると誰であれ違反・検挙と、揺ぎ無く正しく決定される事です。
つまり曖昧さが無く、1億2千万人の国民に平等に法が即決で実施されている事です。
刑事事件も民事事件も法律に則って裁判されるのですが、地方裁判所から最高裁判所まで判決が決まるのに10年~20年と時間がかかる事と、裁判所により判決が少し異なる事もあり庶民には理解しにくいものです。
外国の映画やニュースで、交通違反の免許証提示で100ドルくらいを渡すと見逃されてしまう事もあるようでした。
日本の交通警察ではあり得ない事です。
このように交通警察が日本の治安を守る基盤になっている事は間違いないし感謝したいと思います。
昨年、石油関係の仕事でクウェートなど中東で仕事をしている知人と室蘭で話しました。
中東などは特に治安が悪く、騙されて当たり前の国、盗まれて当たり前の国が多いそうです。
日本の世界最高級の治安の良さは、最大の観光資源になっているそうです。そう言えば室蘭で複数の外国人に観光案内して、チェコ🇨🇿やアイルランド🇮🇪・ポルトガル🇵🇹のヒッチハイクの旅行者から、日本はとても治安が良く安全なので、安心して旅行が楽しめると何度か言われました。
世界は195か国ほど有りますが、平和で治安の良い日本に生まれて良かったと思います。
§3.安全運転を心がける暮らし
車を運転し無事故無違反で11年8カ月になります。
無事故無違反5年表彰を受けましたが、うっかりの一時停止違反や駐車違反をしないように十分注意し、無事故無違反10年表彰を目指します。
(無事故無違反5年表彰)
これからも法令を順守し室蘭交通安全協会の会員として安全運転を守り、飲酒運転撲滅運動に協力して参りたいと思います。