優良運転者表彰を受けて 〜無事故・無違反12年の歩み〜

 

 このたび、車の運転において無事故・無違反12年あまりを達成いたしました。

去る2025年9月29日、室蘭市東町の胆振地方男女平等参画センターで開催された「令和7年優良運転者表彰伝達式」において、札幌方面交通安全協会会長より「優良運転者(無事故10年以上)」の表彰を受けることとなりました。前回は室蘭交通安全協会会長からの表彰でしたが、今回は札幌方面交通安全協会によるものとなりました。

 

 

 開会式ののち、室蘭交通安全協会の中田孔幸会長より表彰状を賜り、大変光栄に思います。

また、式には室蘭警察署長の堀江清尚署長もご臨席され、北海道警察本部長・札幌方面交通安全協会会長連名表彰や、全日本交通安全協会の緑十字銅賞などの受賞者には、堀江署長から表彰状が授与されました。 

その晴れやかな場に同席できたことを光栄に感じております。

堀江署長と中田会長からのご挨拶を拝聴し、安全運転の大切さを改めて胸に刻む一日となりました。

 

 

🔵先輩ドライバーの姿に学ぶ

 今回の表彰式では、15年・20年・30年と、長年にわたり安全運転を続けてこられた先輩ドライバーの方々の表彰にも立ち会いました。そのお姿を拝見し、私自身も「これからも交通規則を守り、安全運転を徹底していこう!」という新たな決意を固めました。

この表彰は、日頃から交通法規を遵守し、法律全般を守る正しい行いを継続してきた結果であると、改めて感じています。

 

 

🔵若い世代へ伝えたいこと

 「無事故・無違反証明書」や「運転記録証明書」は、優良運転者表彰の対象となるだけでなく、就職活動などでも有利になるといわれています。

これから免許を取得される若い方々にも、ぜひ日頃から安全運転を心がけていただきたいと願っております。

 

🔵飲酒運転根絶への思い

 室蘭交通安全協会の飲酒運転根絶活動に深く賛同し、令和5年11月、令和6年12月と、飲酒運転が増える年末の時期に寄付を続けてまいりました。

今後も微力ながら、事故のない社会の実現に貢献できるよう、継続的に支援を続けていきたいと思います。

 

 

 また、中田孔幸会長は、室蘭商工会議所の会頭も務めておられ、令和7年9月、室蘭市の2026年度予算編成に向けて、室蘭港における洋上風力発電事業の推進や、「室蘭やきとり」PRを目的とした全国イベントの開催支援などを盛り込んだ要望書を、室蘭市の青山剛市長に手渡されました。

こうした活動が、地域と安全を結ぶ大きな力になっていると感じます。

 

🔵室蘭交通安全協会の地域活動

 室蘭交通安全協会では、日常的に中島町や中央町の飲食店などにポスターやチラシを配布し、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな!」のスローガンのもと、地域の皆さんに交通安全を呼びかけています。

 

 

 

・室蘭市交通安全・人と旗の波運動

 

 2025年10月15日には、室蘭市交通安全・人と旗の波運動が開催されます。

市内の主要道路沿いで小旗を振り、標語を掲げて安全運転を呼びかけるほか、パトカーを先頭にした車両パレードが、室蘭フェリーターミナル駐車場を出発し、市内を巡回します。

私もマイカーに装飾を施して頂いて車両パレードに参加し、交通安全の大切さを多くの方に伝えていきたいと思います。

 

交通安全は、一人ひとりの意識から生まれるものです。

これからも「無事故・無違反」を胸に、安全で思いやりのある運転を心がけてまいります。

 

🔵悲惨な飲酒運転事故を忘れないために

 飲酒運転は、何の落ち度もない若者や女性、高齢者の命を奪い、その未来を突然奪ってしまいます。残されたご遺族の悲しみは計り知れず、心に深い傷跡を残します。

 

・小樽で起きた痛ましい事故

 約1年前の2024年9月22日の朝、北海道小樽市の国道で痛ましい事故が発生しました。飲酒運転をしていた男性会社員(当時32歳)の車が、反対車線にはみ出して乗用車と正面衝突したのです。

この男性の呼気からは、基準値の3倍以上のアルコールが検出されました。衝突された乗用車は横転して大破し、運転していた大学院生の田中友規さん(当時24歳)が尊い命を落としました。

 

 

・ご遺族の深い悲しみ

「どれだけ泣き叫んでも、本人は二度と目を覚ましてくれない。」かけがえのない息子を亡くされたご両親は、今も深い悲しみの中でその現実を受け止めています。

一瞬の過ちが、かけがえのない命と家族の未来を奪ってしまいました。

 

・飲酒運転の代償

 加害者の男性は、事故の約2時間前まで酒を飲んでおり、飲酒の時間は11時間半以上に及んでいたといいます。

その後、過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕・送検されました。おそらく勤務していた会社は懲戒免職となったでしょう。

 飲酒運転は、本人だけでなく、多くの人の人生を一瞬で壊してしまう行為です。

「少しなら大丈夫」という油断が、取り返しのつかない悲劇を生むことを、私たちは決して忘れてはなりません。

このような悲劇を二度と繰り返さないために、一人ひとりが「絶対に飲酒運転をしない」「させない」という強い意識を持つことが何より大切です。

交通安全は、社会全体で守るべき命のルールです。

私も室蘭交通安全協会の一員として、飲酒運転根絶の啓発活動を続けてまいります。

 

🔵町の安全な暮らしを守る交通警察

 室蘭交通安全協会と室蘭警察署が一体となって進める交通安全活動は、単に交通事故を防ぐだけでなく、地域の人々の『安全な暮らし』を守る大切な取り組みです。

 

室蘭市や登別市内では、室蘭警察署のパトカーや室蘭交通安全協会のミニパトカーが日々巡回し、自家用車や貨物車のドライバーに対して道路交通法の遵守を呼びかけています。こうした活動は交通事故防止だけでなく、地域全体の治安維持にも大きく貢献していると感じます。

 

 世界のニュースに目を向けると、メキシコでは麻薬の製造や販売が横行し、特にアメリカとの国境周辺では治安が極めて悪化しています。軍隊が出動して警戒を続ける中、市民は不安な日々を送っているとの報道もあります。また、イエメンやスーダンなど、治安が崩壊し、市民生活がままならない国々も少なくありません。

 

 そのような世界の現状を思うと、私たちが安心して暮らせる日本社会は、まさに世界でもトップクラスの治安の良い国であると誇りに思います。

各国の旅行者が『安心して旅行や滞在ができる国』として大勢が日本を訪れる理由も、まさにそこにあることは間違いありません。 

 

 

  交通安全や防犯活動を支える警察官、交通安全協会の皆さん、そして地域住民一人ひとりの協力により、この安全な社会が成り立っています。日々の安心な暮らしを守るすべての方々に、感謝の気持ちを申し上げます。