今日のレッスン
高3受験生のケイくん
クールで、決して相手に対する気遣いなどは出来ない。
マイペースで、
自分の意見ははっきり言う男の子。
ケイ「木曜日と月曜日が一番きついんですよー」
私「木曜日は何があるの?」
ケイ「学校の補講が16時半まであって、17時から19時まで塾です」
私「あ~、移動も大変だもんね。でも、19時までなら夜はゆっくりできるんじゃない?」
ケイ「そーですね、19時以降は絶対入れないようにしてます。夜は家にいたいので」
私「そうなんだ!じゃあ、月曜日ここに来てるのはケイくんにとって、すごく大変なことなんだねー・・・。(レッスンは20:30~22:00)
来てくれてありがとうー!」
(と、思わず言ってしまった。あらためてお礼を言ったのがおかしかったのか、お互いに笑えた。)
でも、ケイくんがサラッと言った。
「いえ、こっちが望んで来てるんで。」
ひゃ~、いつの間にそんなに大人になったんだ?!
と度肝を抜かれた。
どちらかというと、気遣いや思いやりという言葉からは程遠いタイプだと思っていた。お世辞も言わない人だ。
人としての成長を感じた。
そして、なんだか嬉しかった。
英語で伸びてくれるのも嬉しいが、
その子・その方の考え方や生き方に触れること。
成長を感じることの方が私には喜びなんだ、ということに気付いた。
学生は心も体も成長していく。
大人になっても、心は成長し続けていきたい。
腐らない。
日々、伸び続けることを、自分自身が信じていよう。
望んで来てくれている、のだ。
きつくても、忙しくても、「行きたい」と思える。
元気が無い日でも、自然と足がむく。
そんなものを提供していく。