

ベートーベンのピアノソナタ
第14番 『 月光 』
8番 『 悲愴 』 と23番 『 熱情 』 とともに
とても人気があり
彼の三大ピアノソナタとよばれている
『 月光 』 と名付けられたのはベートーベンの死後
彼の意図するところではない…
Wiki によると
詩人ルードヴィヒ・レルシュターブが
第一楽章を聴いて
「 ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう・・・」
と評したことに由来する…
確かに
第一楽章の延々と続く三連符は
月に照らされた湖に
あたかも波が打ち寄せられるよう…
その波は
いつしか心の中を静かに漂い
※ 第二楽章: 6:05から始まります
ずっと聴いていると
※ 第三楽章: 8:37から始まります
月の光の魔法で
深い深い心の闇を見つめなければならない…
私が好きなのは…第三楽章
あの激しさがいい
超絶技巧を駆使して
分散和音が上昇していく
何かしら作曲者の意志を感じる
情熱…愛情…怒り…悲しみ…諦め…
私はクラシックオタクではないが
ベートーベンが好きで
だからそのピアノ演奏にはこだわりを持ってしまう


この 『 月光ソナタ 』 も
色んなピアニストの演奏を聴いた

ホロヴィッツ ポリーニ バレンボイム グルダ・・・
名演奏は沢山あるが
中でも
エミール・ギレリスのピアノが好き…
骨太で男性的な彼の演奏は
まさに「
ミスターベートーベン
」
それ故
模範演奏だと揶揄されることもあるが
一番 私にとって自然で
ピアニストの感情を際立たせず
作曲者ベートーベンの意志が感じられる演奏…だと思う
ギレリスのベートーベンの解釈に 脱帽なのです 
全くの個人的意見です
それから・・・こだわるのはベートーベンだけです…


ところが
先日 YouTube で
サンソン・フランソワの演奏を見つけてしまいました

フランソワは聴かず嫌いで
というよりあまりよく知らなくて…
以前 ある方のブログで
彼のショパンを聴き
とてもとても感動したのを覚えている

ショパンをはじめ
ラヴェルやドビュッシーなど
フランス人の曲を得意としていて
好きな音楽はトコトン練習する
古い時代の天才ピアニスト…
古い時代の天才ピアニスト…


「 ベートーベンは生理的に嫌で受け付けない
モーツァルトなら受け入れてやっても良い… 」
フランソワ自身のそんな言葉が残っている
その彼の弾くベートーベンのピアノソナタがあったなんて・・・
私はまだ 『 月光 』 しか聴く余裕がなく…
でも・・・
彼の第三楽章を聴いていると
彼の第三楽章を聴いていると
ショパンやドビュッシーを思い浮かべてしまう…
ベートーベンの曲を聴いて・・・ですよ~~~
ある意味・・・
ここまでくれば
フランソワのベートーベンにも
脱帽なのです
もし時間があれば聴き比べてみてください
※ 17:07から 『 月光 』が始まります
※ 24:12から第三楽章が始まります
でも・・・もし時間がなければ
ギレリスの演奏だけを聴いてくださいませ

huit-cents trente 830
