

手島圭三郎さんの絵と文
壮大な北海道の自然と
オオハクチョウの美しさが
力強い版画で表現されています
3月の末頃に読むのがぴったりなのだが
小学校の読み聞かせは例年2月で終了
なので1~2月に読むことが多い…
しかし今年は読む機会がなかった
残念に思う気持ちとホッとする気持ちが半々
なぜか…
それは泣かずに淡々と読むのが大変だから…です
感動で涙する絵本は沢山あります
そういう本を読むのはまた大変…
でもこの絵本は 自然界の厳しさを前に
悲しいストーリーが展開されます

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北海道の湖には
冬の間 たくさんのオオハクチョウがやって来て羽を休めます
春が近づくと生まれ故郷の北の国へ彼らは次々と帰っていきますが
夕暮れ まだ出発できない6羽の家族がいました…
病気のこどもがいて飛び立つことができないのです
お父さんハクチョウはその子が元気になるまで
北の国へ帰るのを遅らせることに決めました
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それでもこどもの病気は良くなりません
飛び立たたなければならない日はどんどん近づいてきます…
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各ページの見開きの絵が どれもとても力強く
美しいです

手島さんのことばは研ぎ澄まされ
無駄な表現が一切無く
淡々と自然の厳しさを伝えます…
気を付けないとふっと涙が出ます
涙だけならいいのですが
言葉に詰まると失格です
朝の読み聞かせに果たして向いているのか…
悩んだ時期もありましたが
読み終わった後は
不思議と心が浄化されたような
とても清らかな救われたような気分になります

先日とても嬉しい招待状が届きました
読み聞かせをしている小学校から
「6年生を送る会」へのご招待
残念ながらその日は仕事で
行けませんでしたが…
週に1度の読み聞かせ
たった10分間
彼らの心の中に
ほんの少しでも何かを残せたら…
いいえ
たとえ彼らの心の中に何も残らなくても
私はとても楽しい時間を過ごさせていただきました
“Thanks a lot & Congratulations on your graduation!
”
”