

とても有名な絵本です
「100万回もしなないねこがいました
100万回もしんで 100万回もいきたのです・・・」
この一節で大人はとても惹き付けられます
私は大人になってこの絵本に出合ったので
哲学的ともいえるその内容に
とても感動しました
でも・・・
子どもの読み聞かせには向きません
というか
向かない・・・と言われています
特に朝の読み聞かせは
一日の始まり 授業前ということもあり
楽しいお話しやハッピーエンドが良しとされ
あまり考えさせる内容の本は不向きとされています
私自身
この絵本に書かれていること以上を感じて欲しいので
やはり朝読みでは難しいかな…と納得しています

1月の終わり
ようやく100万回生きたねこのドキュメンタリー映画を観てきました
年内に行きたかったのですが
ただでさえ忙しい年末・・・
ドキュメンタリー映画・・・ 絵本が題材・・・
ということで一緒に行ってくれる人がいなくて
とうとう年を越しました
渋谷の小さな劇場だったので
一人で行くにはちょっと勇気が必要で・・・

映画では
生前の佐野洋子さんの歯切れのよい語り口がとても印象的でした
(2010年11月に佐野さんはお亡くなりになられました
癌の為、余命宣告はずっと以前に受けていたようです)
「大事なものは目に見えないのよ・・・
目に見える物の中には大事なものはないのよ・・・」
(全くのうろ覚えなので違っていたら)
ハッとしました
目ではなく
頭で いえ、心で感じて
初めて大切なものが見えてくるということでしょうか・・・

「100万回生きたねこ」のおはなしの後半
自分以外好きになれなかったとらねこが
しろねこと出会い
初めて自分以外のものを愛します
そしてしろねこが死んだとき
初めて涙を流します
とらねこは100万回も泣きました
それは ただ しろねこの死を悲しんだ涙でしょうか・・・
彼はこの時初めて自分の為に泣いてくれた100万人の人々の想いにも
気付いたのではないでしょうか…
名作ですが
やはり朝の読み聞かせには
不向きですね
自分以外に関心を持ち始める
高学年に読んで欲しいと思います
実際の読み聞かせで
物語の本質を伝えられるか・・・
私はちょっと自信ないです
う~ん、最後までまとまりのない文で失礼いたしました
