

秋なのでどんぐりのおはなしです
松成真理子 作・絵
表紙を見ると幼い子ども向けの絵本のように見えるけれど
とんでもない…
涙なしに読むのが大変な
超感動作
です
大袈裟ではなく
どんぐり(ケーキ)と主人公の男の子(コウくん)の友情物語…?

ちょっとややこしいですが
「ケーキ」というのはコウくんがどんぐりにつけた名前です
ケーキとコウくんはいつも一緒
コウくんはケーキ(という名のどんぐり)が大好き
ケーキもコウくんが大好き
でもある日 コウくんはケーキを林に落としてしまいます
泣きながら一生懸命ケーキを探すコウくん
「ぼくはここにいるよ」とケーキがどんなに叫んでも
コウくんには聞こえない…見つけられない…
私はもうこの時点で目がウルウルしてきます
その日から
コウくんの成長を蔭ながらずっと見守るケーキ
幼稚園生だったコウくんが小学校へ通い出し
ランドセルから自転車通学になり…
成長していくコウくんを見つめるケーキの温かな眼差しに
瞳がウルウル 胸がキュンキュン・・・
実はこの本を子どもたちの前で読んだのは昨年が初めて
それまでは泣かずにちゃんと読めるか自信が無かったのです…
でもまぁ、何とか最後まで読めました
子どもたちの反応はというと…さまざま
3年生に読んだのですが
もっと高学年のほうが
ケーキのコウくんへの思いに感情移入できるかな
練習でお母様方の前で読んだ時
ほとんど全員うるうる
していました
さて、結末が気になりますが
ケーキとコウくんは再会します
そしてケーキのこの言葉で物語は終わります
「
うれしいことです うれしいことです
」
久し振りに取り出した絵本を読みながら
不覚にもまたうるうる泣いてしまいました
