
今年は電子書籍元年と呼ばれるらしい…
確かに春にiPadの3代目が登場し
夏には楽天から格安の電子書籍端末が発売された
私もiPadで雑誌などは購入して読んでいるが
紙の本に対する意識は以前と全く変わってはいない
ますます紙の本と電子書籍との棲み分けが広がっていくのではないだろうか…

前置きが長くなったけれど ルリユールというのはフランス語で
"本を綴じ合せる""もう一度つなぎ合せる"という意味…
主人公のソフィーは大好きな植物図鑑が
ばらばらになったのを直してもらうために
ルリユール(製本職人)おじさんのところへ向かいます

400年以上続くその仕事は
60もの工程をひとつひとつ身につけて
はじめて一人前と呼ばれる…
同じくルリユール職人だったおじさんのお父さんの言葉
「 名を残さなくてもいい ぼうず いい手を持て 」

はたして・・・
おじさんの手によってソフィーの植物図鑑は見事に甦ります
いせ ひでこさんが描くパリの街並みは
水彩画の優しい雰囲気が歴史を感じさせて
本物のパリよりパリらしい…(と私は思います)
使っている青色がとても私好み

読み聞かせにはあまり向かない絵本かもしれませんが
手元に置いておきたい 大切な本
です
どんなに電子書籍が普及しようと
木からパルプが生まれ紙になり本が出来上がる
