【次の日、目が覚めるかわからない人を
相手にして仕事をしているんだよ】



私が、仕事の際に
自分の感情がコントロールできず
顔に出てしまうことを
相談した際に、先輩がこう話をしてくれました



【あなたの怒った顔が
その人の見る最後の顔に
なるかもしれないんだよ。】


もしそうなってしまったら…


私は自分の行動を振り返るたびに
この言葉を思い出していました





目の前にいる大切な人、物、場所

いつまでもそこにいてくれるとは
限らないですよね。



当たり前に在るもの、いてくれること
感謝して、常に大切に思っているということ

伝えないと、1秒後に、明日には
無くなってしまうかもしれない






アイドルを応援していることは
私にとって生きる源だと
表現しているんですが
本当にその通りなんですよね。





好きなものを応援しているときの
生命力は半端ではない


推しのためなら
真冬の早朝の、始発の電車に乗って
会いに行くし、
見知らぬ土地で地図アプリを頼りに
何十分も歩いて会場まで行くし
レンタカーだって借りちゃうし
財布の紐もガバガバになるし




それは、彼らが当たり前のように
アイドルをしてくれるから
歌って踊って、笑わせてくれて


嫌なことあると思う!
でも、
明日もがんばろうな!
そして会おうな!!

と、応援してくれるからである



アイドルという、大衆の前に出る
職業を選んで、プライベートないだろうに
恋愛もできず
いろんなことがあるだろうに
それでも笑顔で笑って
パフォーマンスをするのである




そんな彼らからもらうパワーは
半端ではないのである




コンサートが決まれば
その日まで頑張ろうと思え、
コンサートが終われば
また生きていこうと思えるのである




これが、好きな俳優さん、モデルさん
様々な職種でとしても
この気持ちは変わらないと思う


まさに

応援しているのに
応援されているのである




だから、どうか笑っていて欲しいと
美味しいものを食べて、暖かい布団で寝て
にこにこ楽しいことをしていて欲しいと
願ってやまない。



そしてこの気持ちは
本人に直接伝わることは
ほぼない



CDは買えないけど
とても応援しているという人もいる

メッセージを送ったことはないけれど
テレビで姿を見ると元気になる存在の人もいる


応援の仕方は人それぞれなのだ。




だが、悲しいことに
負のパワーていうのはとても強力で
なぜか本人の耳には
傷ついてしまう情報ばかり
届いていしまうことがあるんだよな。




私は
お店に行くと
結構推しをつくりがちである←
(誤解しないでいただきたい)


接客が丁寧だったとか
明るく元気な店員さんとか
コンセントの場所を教えてくれたとか


迷うと大体
推しのいる方を選んだりする。


もちろん、それを本人には伝えないし
ニヤニヤしながら
舐め回すように見たりなんてしないし
レシートをもらうときに
わざと手を触れるようにもらったりなんてしない




ただ、勝手に応援している



いつかのあのとき、あなたの接客で
幸せな気持ちになったことを


勝手に感謝しているのだ



伝える術などないので
少し丁寧にお辞儀したりするか
少し大きい声でありがとうございますと
返事したりする


何が言いたいかというと
あなたに届くマイナスの言葉が
あなたの評価の全てではないと思うのだ


わざわざ応援していますと言わないけど
応援している存在がいるのだ



だが、今まで伝えないことを選んでいたが
もし伝えるツールがあるとしたら
伝える方を選ぼうと思う



そんなことを考えた日だったな。




「いつまでもいると思うな親と推し」